このセリフは、私の人生において
最も多く言われた言葉である。
親兄弟親族を除いても、友人知人通りすがり
ひとりあたま1回は言われてるだろうな。
いや、実際にわからんのよ。
そりゃあ、義理人情とかは、私だってある。
でも、何と表現すりゃいいのかわからんが
「言いたいけど言えない」みたいな
微妙な心の葛藤ってやつ???とかがさっぱりなのだ。
言わにゃわからんのじゃねえのか?
日本人たるもの、わび!といえばさび!
ツーといえばカー、って感じの
あうんの呼吸ってのが欠けてるようなんだな。
「人の気持ちがわからん」と言われるのは
お叱りを受けているんで、納得できるが
ムカつくのは「あんたにはわからないよ」と
嘲笑されること。
主に恋愛問題で言われる。
それで真っ先に思い出す出来事がある。
同級生男子がゆううつそうな顔をしてたので
どうしたんか聞くと、「おまえには(略)」。
後日、耳に入ってきたのは片思いで悩んでた、と。
その相手は、皆には知られてはなかったが
学校外では私と割と仲良かった女子なのである。
あの時、私に聞いてりゃよかったのにのお
幻想を粉々にぶち壊してあげたのに。 ふん。
(聞かなくて正解かも知れんが、恋の悩みはすぐに消えただろ)
恋愛と言えば、中でも一番わからんのが
告白して断られたのに、「伝えられてよかった」っての。
「はあ?あんた、フラれたんだぜ?」と思うが、言えない。
まわりで口々に「よかったね」とか祝福してるし。
しかも、全員、号泣だし・・・???。
これは、どういう仕組みの考え方なんだ?
誰か真面目に教えてください。
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