手作り化粧品マニアもいるが、私はそこまで行きたくはない。
が、昨今の安物シフトで、化粧品自体に疑問を抱く今日この頃・・・。
化学製品大好きなのに、エコババアに変身したらイヤだなあ。
まず、潤いが足りないと感じる化粧品の対処法。
これはずばり、薬局やドラッグストアなどで売っている
グリセリン、ヒアルロン酸原液、コラーゲン原液を混ぜる。
ヒアルロン酸やコラーゲンは、濃度は薄いが
100円ショップにもあり、実際に使ってみたが、支障はなしだった。
なお、ヒアルロン酸とコラーゲンのふたつを
混ぜると凝固するらしいので、別個に使おう。
ローションタイプなら、そのままビンに入れてOK。
乳液タイプ、クリームタイプは小分けにして混ぜるのも良いが
使う都度、手の平に出したクリームに1~2滴垂らして
混ぜ混ぜして顔に塗るのが一番安全だと思う。
シャンプーやリンス、トリートメント、洗顔剤と
あらゆる化粧品に入れるツワモノもいる。
基本的に混ぜ物をする場合は、衛生面を考えて慎重に。
んで、早めに使い切るように。
ヒアルロン酸、コラーゲンは、何の成分と混ぜても
比較的、問題がない混ぜ要員として、重宝されているが
肌内部に浸透しての効果は期待できない。
肌表面に膜を張ってシットリさせるものと考えた方がいい。
グリセリンも同じ感じだが、うっかり買うと
化粧品として使用するには、大容量なので
使い切れずに途方に暮れるそうだぞ。
なお、100円ショップ以外のヒアルロン酸などは
すんげえ値段が高いのが多い。 (15mlで1万超えとか)
これに関しては、大手メーカー配合成分を安価で入手という
情報をどっかで読んだが、忘れた。 すまん。
あと、アロマオイルを混ぜる手もあるが
そこまで首を突っ込んでると、キリがないので避けている。
混ぜ物をしたくない場合は、塗った後にラップパックを15分。
極端に言えば、1アイテムを塗る度に、これをすれば
全部の化粧品が充分に浸透するのだが
刺激が強くなる可能性もあるし、そんな事やっとられんわな。
ただ、このラップパック、「これを効かせたい!」 と
思う場合にするのは、絶大な効果がある。
潤いが足りないと思われる化粧水は、能書きをよく読むように。
ふきとり、トーニング、収れん、みたいな事を書いてある化粧水は
潤い補給が目的ではない。
アルコール (化粧品業界ではエタノールのこと) が入っている
化粧品は、皮脂を必要以上に取るし、赤ら顔になるなどの
刺激を及ぼすのでお勧めしない。
「アルコールフリー」 と、書いてあるのではなく
「ノンアルコール」 と書いているのが、アルコールなしの製品。
この 「フリー」 というのは、詳しい内情はわからんが
どうやら化粧品業界のマジックらしいので、気をつけよう。
私から言わせれば、化粧水は保湿目的のやつ以外は必要なし。
トーニング・収れんには、ほとんどアルコールが入っている。
毛穴は一時的にしか閉じないので、メイク前の引き締めには
保湿化粧水をコットンに含ませ、ラップにくるんで冷凍庫で
凍らせておき、それでパッティングすればいい。
本気で毛穴を小さくしたいのなら、効果があるのは
意外にも保湿なのである。
老化によるタルミで毛穴が大きくなるのはもちろん
脂性肌の場合も、必要以上に皮脂を取るお手入れをして
肌が危機を感じ、より一層、皮脂分泌をする、という
悪循環に陥っている人が多いと聞く。
それと同時に、角質取りのお手入れで角質層が薄くなり
水分保持をできずに、それを乾燥と判断した皮膚が
脂をガンガン出し、それが肌の上に残っている状態もある。
肌のターンオーバーは28日間と言うのが通説だが
実は、この倍の期間が掛かっているという説もある。
メーカーは相変わらず 「余分な角質を取る」 とか言ってるが
マニアの間では、もう角質を保護する動きになっている。
何故なら、熱心にお手入れをしてきたお手入れマニアほど
皮膚が薄く敏感になり、鼻の脇などに赤みが出ているからで
このままメーカーの言う通りにやってたらマズい、と気付くのだ。
もちろん私もその中のひとりだが、石鹸洗顔を一切しないとか
極端に走りがちなマニアの動向を見つつ
微調整をして、肌の立て直しをはかっているとこだ。
今のところの結論として
・肌は保湿命。 角質を取る化粧品は使わない
特に美白シリーズ、ニキビシリーズ、脂性肌用にこれが多い。
角質を薄くしたら、トラブル倍増なだけだぞ。
シミをどうにかしたいのなら、美白用は美容液かクリームだけ可。
脂性肌やニキビは保湿で治ったという報告が多い。
「余分な角質を取る」 や 「透明感を出す」
「ターンオーバーを整える」 という言葉には注意。
薬事法規制で、化粧品業界独特の言い回しというのがあって
裏の裏の意図を読み取るという、高度な技術が必須である。
どうもメーカーのやっていることと
女性たちの現状に、かなりの温度差があるような気がするが
これは何でなんだろう?
私が言ってるような事を提唱しているメーカーは
他のメーカーはすべて悪、みたいな宗教チックな感じで
絶対に関わりたくないんだよな。
もちっとサラリと、肌のためになってほしいぜ。
大手メーカーに零細企業が対抗するには
消費者の洗脳戦略が必要なのかも知れんが
消費者に選ぶ自由を与えてなお、自社製品を買ってもらえる
メーカーが優良だと言える。
はあ・・・・・肌を健やかに保ちたいだけなのに
勉強すればするほど、メーカーの事情ってのが目に付いて
何か、純粋に楽しい状況じゃなくなってきてるぞーーー。
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