前世があるんかどうかはわからん。
が、もしあったとするなら、私の前世は鳥だったに違いない。
それも白鳥とか、大鷲とか、優雅なもんじゃなく
すんげえ凶暴な鶏! 軍鶏とかチャボとか。
何故こう思うかっちゅうと
・鶏肉、美味いと思うんだが、嫌悪感があって食えない。
・豆とか穀物とか、鳥と食の好みが一緒。
・よく鳥っぽいと言われる。 何でかは知らん。
これらを踏まえて、私の前世は絶対に鳥だったと断言するね!
鳥の前は、うなぎだったような気がする。
ヘビ系はそんなに嫌いではないんだが
うなぎだきゃあ美味い! 美味いが嫌悪感があって食えん!
ま、これは故父が庭先でうなぎ解体ショーをしたトラウマだろうが。
あなごはともかく、どじょうは食いたくないんで
もしかして、前前世はどじょうだったかも。
って、これも取って付けただけで、本当には思ってはないが
前世は鳥、ってのは、割と思い込んでいる。
しかし本当に生まれ変わりってあるんかいなあ。
何度も何度も繰り返すって、面倒くせえと思わんか?
だけど、永遠に今のままってのもイヤだなあ。
今生は人間だと思っていたら、どうやらドラゴンらしいし
あと数年ぐらい経ったら、次は
オオサンショウウオに生まれ変わりたい。
何でオオサンショウウオかと言うと
天然記念物で保護されて
ノホホンと川の石の下あたりでグダグダしてて
何か、すんげえホノボノさせられるからだ。
ああいう生き方をしたいよなあ。
今もあまり変わらんだろう、と突っ込みがきそうだが
美容にゃ気を抜けんし、飯は作らにゃならんし
ほんっと忙しい日々だぜ。
オオサンショウウオを見てみい、日焼けを気にせず
川をザッバザバ泳いで、魚をガブーで、ナマでバリバリ
羨ましいーーーーーーーーーっ。
(今の姿でこれをしたら妖怪認定だな)
オオサンショウウオは私の理想だ。
あ、私がオオサンショウウオになったら、水族館もオッケーだから。
でも、あまりうるさく飼育せんでくれよ。
前世と言えば、思春期のお子たちの中には
どこぞの世界?とかの剣士だったとか、姫だったとか
思い込むヤツらがいる。
某怪しい系雑誌やサイトを見ると
“仲間” 探しでごった返しているぞ。
マンガや小説の影響か、そんなに今がつまらんのか
自分を特別扱いをしたいんか知らんが
現実逃避をしてたらロクな事にならんが、と、思っていたら
案の定、家出をしたり、「敵を倒す」 とか言って
傷害事件を起こしたりしているそうな。
ある意味、勤勉だよな、と、感心させられる。
前世で戦っていて、今世でもそれを継続させたいんだろ?
世界の平和はおめえらに任せたんで
私に関係のない場所で頑張ってくれ、と、激励したい。
だが、この感覚って、仕事が長続きしないヤツと同じだよな。
こういうヤツらが揃って言うには
「俺には合わない仕事だったんで辞めた」 だ。
バカモノ! 仕事をおめえに合わせるんじゃなく
おめえが仕事に合わせにゃならんのだ!
大体どういう仕事なら満足するんやら、聞く気にもなれんわ。
前世どうのこうの言ってるヤツも、現実に自分を合わせられず
“本当” の自分の世界を追い求めているとみた。
ないから。 そんな世界は。
とか、いくら言っても聞こえないだろうから、ムダだな。
でも、私がこの世の真理をお告げしちゃる。
何かを得たければ、何かを諦める。
これがバランスっちゅうもんよ。
バランス良く生きていれば、結構幸せになれるぞ。
欲をかくと、どっかに歪みが生じるぞ。
オオサンショウウオのように無心に生きれ。
ああ・・・オオサンショウウオ、ラブリーーーーー!!
・・・・・と、書いてたら、急に悪寒が・・・・・。
「せっかく人間として産んだのに」 と
母親が背後で睨んでいる気がするー。
ごめん、かあちゃん、もちろんちゃんとヒトとして生きてますー。
余談だが、かあちゃんが死んで、正直言って
うるさいヤツが減った、と、思う部分もあったんだが
代わりに親戚連中が、やたら活発になったし
かあちゃんの気配もないし、当然姿も見えんが
なあんか、監視されてる気がしてかなわん。
というか、いらん言動をかましてたら
とたんに天罰ドーン当てられそうで
生きている時以上に、母の影響力が大きくなってしまったわい。
これは私の信仰心による歯止めだと分析するが
ああーーー、息苦しーーーーーーー、シクシク・・・。
コメントを残す