防犯意識

犯罪都市に住んでいて、意外に思う事がある。
それは、人々が無用心。
こんな物騒な場所で、TVじゃ連日、事件を伝えているのに
何でそんなに無防備なんだ?
自分の身には絶対に降りかからないと確信してるんだろうか。

私は道を歩いていて、たまに振り返る。
これは車の運転をしていて
バックミラーをしょっちゅうチェックしてた時の名残りである。

人通りの少ない道を歩く時は、道の真ん中を歩く。
後で車やバイク、自転車の気配がした時に
振り向いてから道の端に寄れば、自然に相手を確認できるからだ。
歩きつつ、道のどっち側に寄れば、より安全かを考えておく。
どん詰まりの方向には寄らないのが鉄則である。

そして、自宅が見えてきたら、周囲を何気なく確認する。
周囲だけではなく、マンションの上階の通路も見る。
敷地内に入る直前、階段を上りつつ、部屋の前、と
要所要所で周囲の確認を怠らない。
鍵は駅を出た瞬間、利き手側のポケットに入れ直し
マンション近所になって、ポケットに手を入れ、握り締める。

荷物がある時は、利き手で持つ。
ゴルゴなどは、常に利き手を空けるとか言ってるが
それは腕に覚えがあるヤツには有効だろうが
非力で無芸な女性は、左手でガードしつつ
物で殴らないとやっとられんのを
アフガンハウンドとのバトルで実感したからだ。

帰る方向が同じような人が後にいたら、とにかく曲がる。
後にいられるより、前にいられた方が安心だからだ。

道行く女性を見ていると、まず振り返らない。
バイクが来ようが、自転車が来ようが、振り向かない。
これが不思議でしょうがない。
ひったくりとか痴漢だけじゃなく、事故ってのもあるんだぞ。

振り返るのは挙動不審で、ためらわれるかもしれんが
どうせ相手は行きずりである。
万が一があるより、ヘンなヤツ扱いをされた方がマシだろう。
それより、いかに自然に注意をできるかを編み出すべき。
殺人とか誘拐とかは、自分と関連付けできんだろうが
小さい事件はひんぱんに起こっているんだし
いつ自分が被害者になるかわからんのだから。

それと、洗濯物を外に干したい気持ちはわかる。
だが、それはすんげえ危険な事だ。
私は除湿機を備えて、室内に干している。
下着を見られたくない、盗られたくないためもあるが
こんな空気の悪いところで、外に干す気がしないせいである。
それにこれからの季節は洗濯物の水分が
乾燥対策にもなっていいと思うんだが。
(夏は辛いが、エアコンと除湿機でしのいでいる)

近所の知人が何度か下着を盗られたとか言うので
「外に干すからだ、バカモノ。」 と、一喝した。
今や、痴漢も工夫の時代だから、写メとか隠し撮られて
「このパンツは、この写真の奥さん。 ハアハア」 とか
やられてるかも知れんぞ、と言ったら青ざめていた。

こんな私も、自宅の防犯は完璧ではない。
宅配だと言われたら、ホイホイドアを開けるし
部屋のカーテンを閉めるのも遅い。
タバコの臭いがイヤなので、在宅中は
いつも窓を開けている・・・・・。
正直言うと、自宅まで襲いに来るヤツには観念、ってとこだな。
これは、いかん考え方だが。

防犯というのは、自分が被害に遭わないためだけじゃなく
犯罪を起こさせないためでもある。
犯罪意識のあるヤツにチャンスを与える事になるからである。
もちろん防ぎようのない犯罪もあるが
できる範囲で用心するのが大事だと思う。

Comments

“防犯意識” への2件のフィードバック

  1. kaiのアバター
    kai

    追われている犯罪者のようだな。。。

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    そそw
    私もたまにそう思う。
    誰も私なんか襲わねーよ、ってw

    でも、これがやってると楽しいんだよなー。
    スパイごっこみたいでさー。

    さあ、皆、遊びながら レッツ防犯!

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