熟年離婚の急増が話題になっている。
これは嫁さんが家政婦扱いになる世代の子供が
成人して独立した今だから増えてるだけで
10年後ぐらいにゃ落ち着いた離婚率になるだろう。
離婚の際の障害は、女性の生活手段が筆頭にきていたが
最近の問題は、夫側の “後遺症” だそうだ。
体調を崩す男性が増えているらしい。
理由は食生活の乱れ。
食事を作ってくれる人がいなくなり、3食外食や惣菜で済まし
生活習慣病になるという。
妻に先立たれた夫が早死にするのも、きっとこの理由だと思われる。
そこで男性に進言したい。
「家事を多少でもやれ!」
これをしてると、離婚せずに済むかも知れんので一石二鳥だろ。
だいたい、ひとり暮らしの経験がある男性の中にも
料理ができんヤツがいる事が理解できん。
私的には、そういうヤツは “キチンと生活をしていない” と
ロクデナシの烙印を押す。
一生、結婚をしない女性は、働きつつ家事もこなすというに
何で男性は、“生活” の部分をおろそかにするんだろう。
そういうDNAなのか?
家事ができない男性達の将来の幸せのために
同じくできなかった私の体験を元に、今後の参考にしてもらいたい。
私の場合、東京に出てきた時に慌てた。
高校時代に 「ベッドの下にキノコが生えたー」 と
他県在住の母親を呼び出すようなバカ娘だったからだ。
掃除のために九州から母親を呼ぶわけにもいかないだろう。
そこで、友人知人に 「掃除どうやってる?」 と、聞きまくり
たまには招待し、掃除をさせーの (友人大迷惑) やって覚えた。
聞くは一時の恥だ。
飯も同じで、母親に電話をして
「お米ってどうやって洗うの?」 から始めた。
これまた友人が迷惑をこうむるハメになったが
(飯作りに呼ばれるとか)
周囲に多大な迷惑を掛けつつも、一通りは覚えた。
一番役に立ったのは、初心者用の基本的な料理本である。
包丁の握り方から書いてある。
・・・・・うーん、読み返してみると、私が何かを覚えるには
とりあえず、周囲に迷惑をかけにゃならんようで
こりゃ全然参考にはならんな・・・・・すまん。
ま、料理をある程度覚えるとメリットがある。
それは、食った事がない料理でも写真を見ただけで擬似品は作れるし
ひと口食えば、より似た物が作れる事だ。
料理なんて、切ったり混ぜたり焼いたり揚げたりしてればできる。
食うのに興味がない私でもできるのに
食うのが好きなヤツが作れんのは恥だろ!
料理にチャレンジしていて気付かなければならないのが
料理が上手いヤツは頭が良い、という事である。
記憶力、段取りなどの処理能力、応用力などが必要な作業である。
天才な私の場合、すべての知能を
“いかに手を抜くか” に捧げているので
出来上がりが少々難ありでも、自己嫌悪にはならんが
頑張ってもできない、というヤツは
自分を全否定してダメージをくらいまくりやがれ。
何が言いたいかっちゅうと
ちゃんとした飯を作ってくれる嫁さんを、ちっとは尊敬せえって事。
んで、「美味い」 とか言ってやれよ。
料理、ほんっとーーーーーに面倒くせえんだぞ。
スポット的に娯楽で作るのと違って
1年365日3食、義務で作るのは、ほんっっっと面倒!
料理を作りながら洗い片付けするってのを経験しないと
料理の大変さは理解できない。
離婚とかになる前に、努力するのも必要じゃねえの?
ましてや、家事なんて “生活” だから
いくら働いていても必須項目だろ。
フルタイム共働きの嫁さんでも家事はやってるぞ。
嫁さん側に離婚防止の助言はせん。
離婚暦がある元嫁の私に言う資格はなし。
ひとつ言えるのは、夫を立てろ! 昼も夜も! (下ネタかよ)
家計を支えてくれる旦那様を粗大ゴミ扱いなんか
もってのほかじゃあ!
私も腐り果てても九州女なんで、ここらへんはわきまえてる。
世の女はなっとらんぞ。 まったくもって嘆かわしい。
じゃ何で私は離婚したかって?
アホウ! もっと大きな問題があったからだろうがあ!
ヒント:人智を超える常識ハズレ
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