以前ちょっとだけやって放置していたゲームだが
年末逃避に再び引っ張り出してやっている。
このゲームはアドベンチャーに分類される。
住人の悩みを解消して、チュウをしていくという内容。
このゲームを何気なく買うヤツはいないと断言しよう。
私はPSで 「MOON」 というゲームを
たまたま遊んだ事があり、それ以来
これを制作したラブデリックという会社が作る
ゲームの世界観に惹かれて、ラブデリック作品は押さえているのだ。
ラブデリックが作ったゲームで遊んだのは4作。
「MOON」 「UFO」 {エンドネシア」
そしてこの 「チュウリップ」。
独特のグラフィックに、キャラは宇宙語のような
わけわからん言語をボソボソと喋り
画面下に翻訳 (?) が出る。
プレイヤーはその世界の謎を解くのが使命。
途中、ミニゲームとかもある。
が、手掛かりを探すのに時間が掛かり
基本的に退屈なゲームとも言える。
攻略本命の私は、「MOON」 と 「UFO」 は
攻略本を見つつクリアした。
ところがこのゲームは、クイズみたいなもんで
攻略本を見るというのは答を見る事になる。
答がわかっていたら、自分はその通りに操作するのみで
この種のゲームの場合、それはまったく面白くもなんともない
意味のない遊び方になると気付いた。
よって、「エンドネシア」 は、攻略本を封印した。
「エンドネシア」 は、ゲーム内時間が週単位になっていて
「ここにあった物がないけど、○曜日の夜○時から○時の間に
ここで一体何があったのか?」 みたいに
世界の変化を探し、原因を突き止めるのだ。
クリアした時には、自分作の攻略本が出来上がっていて
達成感がものすげえ大きかった。
ラブデリックマニアは結構いるようで、検索すると
「チュウリップを攻略本なしでクリアできるヤツがいるのか?」
と、難しすぎるといった意見が多かったので
それじゃ私がやったろう、と、今、頑張っている。
もちろん攻略本は一切見ていない。
ただ、操作法を見ようと、本を開いた時に
ついうっかり、あるキャラのチュウ方法が目に入ってしまい
激しく激しく激しく、落胆アンド後悔した。
そのキャラは “ハマグリ美人” というザコキャラだったから
そう重要でもなかったのが不幸中の幸いだったが。
時間は掛かっているが、今のところ順調にきている。
メモも山のように増えている。
ほんとに地味なゲームだが
「何故こんなところにこんなものが?」
「何故こいつはこんな事を言うんだ?」
といった “何故” の数々を見つけて、それを解明していくのが
まるでパズルのピースを繋げていくように、とてつもなく楽しい。
推理好きにはお勧めだが、捜査というのは地道なものだから
怪しい場所に延々張り込みをするのが退屈だ。
でも、その分、解決した時の喜びは膨大である。
このクソ慌ただしい年末に、何をそんな地味な事をやっとるのか
多方面からお怒りの槍が飛んできそうな所業だが
これもまた酔狂ということで。 ふぉっふぉっふぉ
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