冬というのは、一年中で一番幸せを感じる季節である。
暖かいというのは、ダイレクトに幸福と結びつく。
外は寒いのに、家の中はぬくぬく
これに勝る幸福感があるだろうか。
あらかじめホットカーペットで暖めておいた布団に
入った時なんか、もう幸せで幸せで
興奮して布団の中でグルグル回って眠れない。
こんな事にここまで幸せを感じるなんて
私の前世は野ざらしの電柱だったんじゃないだろうか。
冬の私は、よく窓辺に仁王立ちして外を眺める。
寒そうに歩く人々を見ながら
「ぐはは、凍えろ凍えろ、愚民ども」 と
ひとり恐怖政治ごっこをするのが楽しくてしょうがない。
これが、自分が外を歩くとなると、それはもう地獄!
私はドライアイの逆の涙目で
何故か寒い中を歩くと涙が出てくる。
これは、まるでシクシク泣きながら歩く女で
周囲はさぞ恐いものがあるだろう、と思う。
普通は鼻水とか出らんかあ?
寒くて辛い上に、恥までかくので割に合わん。
ところで、窓辺で下界を見ていて気付いた。
近所の高校生が、よくマラソンをさせられているのだが
オヤジの女子高生好きもロリの範ちゅうに入らんかあ?
中には大人っぽい子もいるのだが
平均的にまだまだガキっぽく見えるんだよな。
メイクをしたら、また別か
ああ、だからマンバメイクとか流行ったんかな
と、何となく納得した。
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