ジャパンホラーを借りて観たんだが
これが、えれえなカスでなあ・・・。
まったく恐くないあげく、話の半分以上がセックス。
窓全開の大音量で
「血まみれの女がいるのよおおおおおお」 だの
「あなたはもう死んでいるのよおおおおおお」 だの
「助けてーーーーーー」 「やめてーーーーーー」
「きゃああああああああああああああっ」 の連呼の合間に
延々 「ああんあんあんハアハア」 だ・・・。
音だけだと、一体何を観てるのか絶対にわからん。
もし、隣からこんな音が聴こえてきたら
変質者が住んでるんかとドン引きだよな、とか思いつつ
抜け殻のような気持ちで、画面をボーッと眺めていた。
しかも、こんなんでいちいち興奮してたら
やっとられんのじゃないか? という中途半端なエロで
このビデオの存在には一体どんな用途が?
と、考え込んで、ふと気付いた。
存在するには、これで良しとするヤツらがいるはず。
私にとって石コロの価値もない、このエロでも
欲情するヤツがいたとしたら
そいつらと私の違いは、発想の広がりの差じゃないのか?
私にはエロは屁でもなく、下ネタも何の感慨もなく言っている。
これは、私の想像力が貧困だから平気なんじゃないのか?
現に、ロマンが 「ちゃんとゴムはつけるからー」 とか
何の脈絡もなく (←ほんとにそうなんだ) 言ってくると
生々しくて 「うへえーーー」 となる。
私はロマンの顔を、おぼろげに知っているからである。
(何か、WINNY開発者に似ているような気がする)
ようするに、私の脳は低スペックなので、何事においても
情報が多くないと、機能しないのだ。
つまり、エロを楽しめるかどうかは
想像力、知力が優れているかによる。
(それを自粛するのは、もちろんモラルで
このふたつのバランスで、そいつの品格が決まるんだろうが
私は自分のモラルのなさには自信があるので、ますますドツボ。)
うーん、これ、書いててもなお、よくわからん・・・・・。
何か違うような気もするが、混乱してきて何が何だか、で
言い出したはいいが、荷が重かったんでもうやめるー。
エロの領域って、やっぱある種の能力が必要だよな。
何はともあれ、ここで気付いた大問題は
針で刺すぐらいじゃ気付きもしない恐竜並みの
生き腐れ脳を持つ私が
その愚鈍さゆえに、下ネタの意味を深く考えずに言っている事だ。
こりゃあかん!
無意識に品位を落としていた。
てか、品位がない、ってのは
ピンポイントでまさに、こんなヤツじゃねえのか?
はあ・・・・・私って無自覚に下品だったんか・・・。
煮ても焼いても、どうにも使い道がない1本のエロホラーが
私にこれを気付かせてくれた春の夜。
レンタル代は、ある意味取り戻せたな。
・・・・・・・・・・・・だけど
これに気付いたからって、ノーフューチャーじゃね?
アホは考えなしに言うからアホであって
直せる知能がありゃ、アホとは言わんよな。
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