気分転換の方法は、各自、秘伝があると思う。
聞くと、「何でそれで気分転換?」 ってのが多くて、結構面白い。
レディースコミックスを読みまくるという友人
あの手のマンガって、エロや嫁姑問題とか
ドロドロしたのが多くて、余計ストレスが溜まるんじゃないかと
思うんだが、赤の他人の不幸は楽しいんだと。
これ、ちょっとわからんでもない。
私も、ホームレスのニュースとかを見て
「住居があるだけ、まだマシ」 と、自分を励ますし。
(その反面、自分の未来を見ているようで恐いが)
とりあえず食う、という友人もいた。
そいつは、暴飲暴食気味になると
ストレスが溜まってるんだな、と、気付くそうだ。
とりあえず寝る、というヤツは理解できない。
寝ただけで、悩みとか薄れるんだろうか?
私の場合、ザツな性格のくせに、高校生の頃から睡眠障害気味で
睡眠がうまく取れなくなると、何かあったんか、自分?
と、自問自答する。 が、それで答が出た事がない。
何の悩みがあるのか、さっぱりわからん。
寝つきが悪くなる、眠れない、1時間おきに目覚める、など
よっぽど悩んでるんじゃないかと、自分でも思うんだが
考えてもわからない性格だから、体に出るのかも知れん。
そんな私の気分転換は、軽度だとドライブで済むんだが
今は車を持ってないので、それもままならない。
だから、笑える映画を観る。
コメディと言っても、白人のギャグは大味すぎて笑えん。
しかもスカトロが必ず入ってて、逆に不愉快になる。
邦画だと、何か意味を持たせにゃならんという
強迫観念でもあるのか、教訓めいててうぜえ。
そこで、ホラーや心霊物なのだ!!!
これはお笑いで言えば、ボケの立場にある。
なので、脳内ツッコミをしつつ観るのが正しい。
「本当にあった心霊体験」 みたいな話は、諸刃の剣。
見方を間違えると、とても立腹するので
“全身全霊全力で騙される” を信条に観る。
それでも、「おめえ、それはねえだろー・・・」 という
内容が多いが、当たればデカい万馬券のようなもんだ。
オトナなので、自己責任、自己責任・・・ううう・・・。
これでもダメな場合は
(てか、くだらん内容に余計に落ち込むハメになるのだが)
気合いで乗り切る。
自分の中に鬼を飼っていると、こういう時に便利。
「うりゃあ! 顔を洗うぞ!」「うりゃあ! お手入れするぞ!」
「うりゃあ! 掃除!」「うりゃあ! 洗濯!」
と、うりゃうりゃ脳内で叫ぶのだ。
ああ・・・もう、動きたくない・・・と、体が拒否しても
脳内で 「洗濯! 洗濯! 洗濯! 洗濯!」 と連呼して
とことん自分を追い込む。
ひとり “お母さんと子供” 状態。
この 「うりゃあ!」 という単語が、私のパスワードらしく
色んなスイッチを持ってる私のどっかを、ポチッと押してくれる。
これ、楽しそう (?) だが、かなり辛い。
が、私みたいなヤツは、甘やかせばどんどんダラけるんだよ!
(妙な部分で体育会系な自分がいるのが、我ながらビックリ)
このように、あらゆる状況のためのスイッチを作っておくと良い。
そのスイッチを入れるためのパスワード探しが大変なんだが
幸運にも見つけたら、人生ラクショー! かも。
しかし、パスワードが見つからないスイッチが山ほど・・・・・。
多すぎなんだよ、私!
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