女性には、浮気を疑うタイプと、疑わないタイプがいる。
浮気1に書いたふたりの友人は、相手を信じていた。
第三者から見れば、怪しい満載なんだが。
こういう時の心理は、脳内で、浮気以外の理由をこじつける。
相手を信じている、という気持ちからだが
何より、浮気をしていてほしくないゆえの防御作業であろう。
ほとんどの女性が、こういう態度を取る。
浮気を疑いまくるタイプは
自分が以前にされたとか、周囲に浮気者がいたとかだけでなく
自分に自信がないタイプの女性に多い。
この、自分に自信がない、ってのも、何かのトラウマからだろうが
はたから見たら、まったく根拠がない。
何をそんなに卑屈になってるんか? とすら、周囲は思う。
相手を嗅ぎまわっても、「そんなに私を愛してくれてたなんて!」
なんて結果は、まずないないありえない。
鉄板でロクでもねえ事実しか出てこんさ。
ビックリ箱と宝石箱は違うんだよっ。
パンドラの箱の底には “希望” が残ったらしいが
大量の不幸がドチャドチャ湧き出した後の、たった1個の希望だぜ?
災難てんこ盛りの後は、結局、信仰心頼りかよ
こんな割に合わん話があるかあ!
では、浮気を許せるか?
私は許す。
おおっと、意外な万馬券が出た展開だが、まあ、続きを聞け。
サラッと許すが・・・・・・忘れない。 ほほほ、案の定。
こいつは人の信頼を裏切るヤツだな、と、認定する。
これを挽回するには、すげえ努力と時間がいる。
雪印を見ろ。
一度失った信頼を取り戻すには、どんだけの苦労があるやら。
でも、人は間違いを犯すものだとわかっているから
こっちは気長に指導するが、多分、相手は針のムシロ。
これで2度3度と同じ事を繰り返したら、すっぱり別れる。
私は瞬間的に激昂するが、すぐ忘れるので
根本の気は長いんだが、裏切りを繰り返すヤツは
もう無理だろ、ってなる。
が、パンドラの箱のように、希望はある。
それは、私が浮気にまったく気付かない鈍だという希望。
今まで、私は一度も浮気をされた事はない。
いや一度だけ、怪しい、と感じた事はあったが
何か知らんが忘れて放置した。
(忘れっぽいのも、相手にとって希望か?)
それに、私は疑うタイプではない。
どだ? これはパンドラよりもお得だろ。
ただ、こんなチョロい私にもワナはある。
ごくまれに、動物のような勘が働く事。
何もないとこで、突発的にテレパシーのごとく
何かを言い当てたりするらしいので、あなどれない。
それに、私の推理モードのスイッチを入れたら、もう終わりだと思え。
嬉々としてと追い詰める様は、検察よりも気色悪いぞお?
逆切れなんかされたら、ヤクザの膨大な入院費請求のように
雪ダルマ式に切れ返ししたるからな。
てか、こういう面倒を起こしても
なお、己の欲望に忠実に生きたいのなら
そもそも私と付き合う必要もないと思うがな。
というスタンスかな、私の場合は。
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