「誰も褒めてくれんから自画自賛する」 との言い分で
ここで自画自賛を繰り広げている私だが
よく思い返すと、結構褒められてるんだよなあ。
だけど、ブティックの店員さんや、すれ違った人に褒められても
(一応これは今回の自慢ネタだから ↑ そのつもりで)
ちっとも嬉しくないのである。
自画自賛をしている部分を褒められたら
自分の主張が肯定されたも同然で、喜ばしいはずなのに
これは一体どういう事なんだろう?
じゃあ、褒められて嬉しい場合があるか? と、考えてみた。
嬉しい時のシチュエーション、相手・・・
友人知人彼氏だと、状況に関係なく嬉しいなあ。
逆に嬉しくないのは・・・親戚、顔見知り程度の人、見知らぬ人。
あっっっ!
と、ここで謎が解けた。
嬉しくない相手とは、褒められて 「だろ? だろ?」 と
おっかぶせて自画自賛をできない相手なのだ。
つまり私は、自画自賛する材料は何でもよく
有頂天になって高笑いしている自分が好きなのである。
これは我ながら、ヤな嗜好かも・・・。
ここで思い当たる事がある。
そういえば、付き合う上でも、私は自信家を好んでいる。
「私なんか・・・」 と言うヤツは
謙遜にしろ本心にしろ、うっとうしい。
聞いてて暗い気分になる言葉を言うな!
この自信家、男性、特に彼氏に多い。
女性だと、付き合う相手にはつつましやかに見せたがるが
男性というのは、自分を大きく見せたがるからである。
不思議な事に、この自信の対象は自分限定でないとならない。
車や装飾品や身分を 「すげえだろ」 と言うのはダメ。
金持ちなら、お金が沢山ある事を誇るのではなく
“こんだけお金を儲けられる自分” を威張ってほしい。
多分、自分を物で代用するのは小せえ、という感覚か?
人よりほんのちょっと優れた部分など、誰でも持っていて
別にそれが世界一じゃなければならないわけではないので
大いに高飛車になってほしいもんだ。
威張って逆襲されるのは、上映時間が頻繁でしかも長すぎるか
実がない思い込みをネタにしているからである。
自画自賛も程度問題って事だ。
私はしょっちゅうここで自賛しているが
何も逃げる相手に追いすがって叫んでいるわけじゃないので
まあ、よかろう、と、増長しているのさ。
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