今年はこのまま梅雨入りかも・・・と天気予報で言ってた。
えええ? エルニーニョーーーーーーーーーーッッッ!!!
(念のため言っとくが、自分でも意味不明)
関西は九州と比べて、雨が多い気がする。
最近は九州並みにズワーーーッと降る事も多く
温暖化か? と、ひそかに環境問題に心を傷めている。
が、そんなシリアスな私は、持って数秒。
今回は雨にまつわる思い出を搾り出そう。
小学校の時、体育で水泳の授業がありプールに入っている時に
突然の豪雨に見舞われた。
普通ならそこで一時中止になるはずなんだが
「どうせ濡れてるんだから」 と、教師おかまいなし。
上下水攻めで、生徒たちは地獄を見つつ泳いでいた。
そんな中、目の前の山に雷が落ちた。
小さい雷だが、電光がピピピと走って
皆 「おおお」 と、感動して眺めていた。
途端に、体中に激痛が走った。
一体何事だ? と、一瞬みんな 「???」 だったのだが
落ちてくる雨粒1個1個に電気が入って?て
それが皮膚に当たるとピリピリして痛いのである。
プールは阿鼻叫喚の修羅場になり
教師は 「皆プールから上がりなさい!」 と叫んだが
プールから上がっても、屋根がある場所がないので
傘を差している教師以外は、全員のた打ち回るしかない。
その後、だだっ広い校庭を死に物狂いで横切って校舎に避難したけど
えれえ目に遭ったよ、よく死人がでなかったもんだ。
散弾カメハメ波をくらった気分だったぜ。
結婚してた時、飼っていたアフガンハウンドが逃亡した。
このアフガン、隙あらば脱出し、その度に
「誰か良い人と巡り合って幸せになってくれ」 と、放置してたんだが
思う存分散策しまくったら、汚れまくって帰ってくる。
その日は豪雨だったので、今度こそ野生に戻ってくれ、と願いつつ
実家に行って帰宅途中、バッタリと遭遇。
私は車で、離合しにくい狭い道の向こうには対向車も来ていて
その真ん中にアフガンがひょっこり出現している。
「ああ・・・」 と、その最悪の状況に落胆したが
離合のために停まっている対向車に迷惑をかけるわけにはいかないので
すぐ車を降り、どしゃぶりの中、アフガンを捕まえ
対向車に 「すみません、すみません」 と、謝りつつ
アフガンを助手席側に乗せた。
ところが、アフガンは開いていた運転席側のドアからまたも逃亡。
車内は助手席から運転席に一直線に
ドロドロのアフガンが通った後が付いていて私もドロドロ。
「革張りシートなのにこれ、どうするんだよーーー」 と
その場で気絶して現実逃避をしたかったが
とにかくこれ以上、対向車を待たせるわけにはいかず
「すみません、すみません」 と、土下座しつつ離合。
対向車の運転をしていた女性はあっけにとられていて
とても恥ずかしかった。
二度と無事な姿を見たくない! と怒っていたが
アフガンはいつにもまして元気一杯、汚れ一杯でご帰還なさって
はちくり回したくなったが、ものすげえ忍耐でふみとどまったさ。
犬って15分経てば忘れるから、現行犯逮捕じゃないと意味ねえんだよな。
雨の日のロマンチックな思い出?
はて、そもそも私の人生にロマンがあったっけ・・・?
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