開運の鍵

気分的にすぐれない、とか、調子が悪い、とか
最近イヤな事ばかり、という時ってあって
貧乏神が自分ちの上空に停滞してる、って感じで
こういうのって、原因とかないのに続いたりするよな。

そういう場合は大抵、思考も空回りしてるので
無理に外部に向かって動いても、ロクな結果にならない。
まずは自分のテリトリー内をどうにかするべきだ。

この時のポイントになるのが 光、風、匂い である。

書いたら、妙な宗教っぽくって自分でもビックリだが
妙な自己啓発にもこれは適用されているんかもな。

ようするに、臭くて空気がよどんでいる暗い家にいたら
当然のごとく、気分的にも落ち込む一方で
そういう気分のまま生きていても、良い事は何ひとつない
って言い分なのだ。 (特殊な嗜好のヤツは除く)

何もやる気がしない時に、イヤイヤ腰を上げ
家中の窓を開け、ダラダラと掃除をし始めても
仕上げにルームコロンをふりまく頃には
(お香はやめとけ。 マジで宗教と勘違いされるぞ!)
ああーーー、気分爽快! となる。
人間って単純なもんだな、と、そういう時に実感できる。

これは体の清潔も同じ。
入浴は穢れを祓う儀式と一緒である。

出掛ける前にはみそぎのつもりでシャワーをあび、いざ出陣。
帰宅後には、くっついて来た汚れを落とすつもりで
洗っている内に、いつしかストレスも一緒に洗い流している。

女性の場合、心の健康の一番の目安は美容である。
調子が悪いと、まずメイクをするのが、とても面倒になる。
お肌のお手入れすら億劫になったら、かなりヤバい。

逆に言うと、マニキュアを塗ろうと思える時は
元気ハツラツだと思って間違いない。

元から美容面には一切興味のない人には当てはまらないだろうが
それでも全体の雰囲気で、心の落ち込みはわかると思うぞ。
ボサボサ髪に毛穴真っ黒、服ヨレヨレなど、まともじゃないだろ。

毎日する行為も、流れ作業的に無感情でするのではなく
自分を持ち上げる行為だと意識すれば
何をしても幸運を導く儀式になるものだ。

もういっちょ、これは根拠とかないんだが
黒ってあまり良い色ではないと思うんだ。
黒い服とか好きなんだが、運気的には良くない気がする。

インテリアも明度の高い色を選んだ方が良い。
黒い物が多いと、部屋が暗くなるし
拭いても拭いても、すぐホコリが目立って不潔っぽいし
第一、黒い部屋なんて、まるで忍者屋敷だろ。

それに最近、何となく思うんだが
濁った色って、マイナスオーラが出ている気がする。

シックな色は好きなんだが
自分のエネルギーが弱まっている時に
そういう色を身に付けると、その色に生気を吸い取られるような?
色って、エネルギーを与える色と、吸い取る色があると思う。

これと同じ原理は、人にも当てはまる。
一緒にいて、イヤではないんだが
妙に疲れさせられる人っていないか?

私の場合、そう感じる人って、プラス思考かマイナス思考か
どっちかに極端に偏ってる人に多いんだよな。

悲観的な単語を連発するヤツは、言うまでもなくうっとうしいし
逆に、あまりにもポジティブシンキングなヤツは
かえって、人の気持ちを逆なでしてくれる。

「頑張ろうよ!」 とか、叫ばれると
「そこまで元気が有り余っているんなら
 おめえが私の分まで頑張って、私をラクにしてくれよ」 となる。

自分が揺らいでる場合に、こういうタイプの人に接触すると
疲労が激しくなる事に気付いた。

いずれにしても、自分で自分を認める事が出来ていたら
周囲のあれこれに振り回されないものだ。
しかし、人間はそういう地に足の付いた状態を
ずっと維持する事は難しい。

だから保険と一緒で、万が一の事態に備えて
自分が浮上できる法則を見つけておくのが得策。

で、割と万人に通用する方法が、“清潔” なのだ。

忙しい、体調が悪い、何か知らんがやる気なし、とかいう時は
そんなに身の回りにかまけていられないものだが
それでも無理にでも清潔に暮らそうと心掛けると
不思議なもんで、色んな事が上手く回っていったりするんだよな。

だから行き詰ったら、とりあえず掃除をしてみるのも手。
気分が変わって前向きな考えも浮かぶようになったりする。

マイナスな流れから抜け出すには、光の力を借りよう。

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