関西に来て、何を思いっくそ気を抜いてるんだか
ジーンズばっかり履くようになってしまったわけだが
洗濯を繰り返していたら、色がかなり薄くなってきたんで
そろそろ新しいジーンズが欲しくなってきた。
ジーンズにこだわりはないので、と言うか、詳しくないので
そういう時は、デパートに直行。
デパートのジーンズ専門ショップに来て、ひと回りしたが
何が何だかさっぱりである。
そこで、近くにいた店員さんをとっ捕まえ
「今履いているようなストレートのシルエットので
色を落としてない、何て言うんですか
ケミカルウォッシュなし? で、クラッシュなし?
よくわからないけど、とにかく濃い色の普通のが欲しいんです。」
と、的を射ない要望だけ伝えて、初手から全任せをする。
どこまでポヤンか、サイズもわからないので
店員さんが、私の履いているジーンズの腰のとこを
わざわざめくって確認してくれた。
で、持ってきてくれたジーンズを履いたのだが、これがきっつい。
店員さんに、苦しいよー、と訴えると
「このサイズでいいんです。
今までのが大きすぎるんですよ。」 と、ピシャリ。
「じゃ、せめてストレッチ素材ので頼みますー」 と
泣きついたら、えれえ細いヤツを持ってきた。
スパッツのように、パッツンパッツンなのだ。
これじゃ、尻も足もラインくっきりじゃん。
ボディコンだろ、こりゃあ。
この店員さん、自分もほっそりしているからか
すんげえスリム信仰みたいなんがあるようで
「ジーンズのシルエットは、流行があるけど
今は比較的、色んな形がアリなんですよ。
細いのを履ける人は履くべきだと思いますよ。」 と、力説する。
メイクもネイルもばっちりの若い姉ちゃんに
そう言われると、何かそういう気もしてくるが
あまりに細いのも、貧弱でみっともないと思うんだよな。
「ほら、ここなんか余ってシワが寄ってるでしょう?
せっかくだからジャストサイズを履きましょうよ。」
と、自信満々の店員さんを振り切って
「でも、私の場合、年齢的にまずいでしょうーーー」
と、実に不本意なセリフを言ってまで
ワンサイズ大きめのジーンズにした。
ここで自慢をイッパツ。
「足が長いから、あまり裾直しはいらないですねえ」
ほーっほっほっほほほほほ
でも、今回の買い物では、そんなに褒められなかったので
虚栄心を満足させてはもらえなかった。 チッ・・・。
もっと、ふんぞり返って高笑いできるほど
褒めて、褒めて、褒めてまくってくれよ。
こっちはそれで、1か月は天狗になってられるんだよー。
幸せも売ってくれよーーー!
大体さ、今回の店員のお姉ちゃんは要求が厳しいんだよなあ。
全身タイツ並みのフィットジーンズなんか、年齢制限があると思うぞ!
買ったばかりのジーンズを履いて、デパートをウロついていて
ジーンズを履いている女性をチェックしまくったのだが
比率的に、ダボダボのを履いている女性の方が圧倒的に多い。
売っているって事は、時代遅れではないという事だろうが
定番のファッションでも、微妙に流行ってあるじゃん。
これで良かったんだろうか・・・と、不安だぜ・・・。
コメントを残す