スーパーに行くと、買った商品を袋に入れる台があって
そこに袋や輪ゴムなどが置いてある。
自由に利用していいのだ。
それを大量にとっていくヤツがいる。
そういうヤツの言い分は 「自由に持って行っていいから」。
それは違うぞ!
あれはお客さんに便利のいいように利用してほしいという
店側のサービスなのだ。
サービス = 善意 なんだぞ。
おめえは人の善意にあぐらをかくような真似をするんかよ?
それが自分の生き方なら良いように思えるが
そういう恩知らずが増えると
お店側もサービスを縮小せざるを得なくなって
お客全員が不便になるんだよ。
皆が気持ちよく買い物をできる環境を維持しないと
結局、自分で自分の首を絞めてるも同然だろう。
昔 「お客様は神様です」 と、言った歌手がいて
それが日本人の基本になってしまった。
「俺は客だ」 と言った時点で、もうそいつは客じゃない。
他の客にも大迷惑の、単なるインネン付け野郎だ。
まったく、何を勘違いしてるんやら。
お店とお客は等価取り引きをしている関係で、本来は対等なのだ。
サービスはお店側の真心。
真心には真心を持って接するのが、人のあるべき姿。
お互いに気持ちよく売り買いをしようと、努力するべきだろう。
私の場合、会話や口調で “頭の弱い人”
もしくは “とてつもない田舎者” と誤解されるので
(両方とも大当たりだが・・・)
人権に基づいて、ほとんどの人は皆、親切にしてくれるが
少々感じの悪い対応をされても
体調でも悪いんだろう、と同情するぐらいで
あまりにいつも感じが悪いなら、もう二度とそこに行かないだけである。
これに異を唱えるヤツがいる。
それはうちの兄だ。
「注意するのが社会のためだ」 と言うこいつは
普段は必要以上に腰の低い応対をするが
相手が不条理な態度を取ると、途端に豹変し
「それで良いのかね!」 と、論説を振るう。
一体どういう思想の運動員なのか、と思わんでもないけど
多分、兄の言い分の方が正しいような気がする。
ただ私には、そういう確たる理論も情熱もないのが本音。
文句のいっちょぐらいは言えるが
それをしても、事態は好転しないような気がするし
言って反省するようなヤツなら、最初からしないと思うのは
“イジメを放置するヤツも加害者” ってのと同じなんかなあ。
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