これは、カテゴリー人生相談の人生相談2 (07.4.2)
が起源の記事です。
まずは、あらたに洋服を買いに行きましょう。
「ファッションには興味がある」 という人、
それは確実に “一般受けする格好” か、見直してください。
ここでは、服に一切興味や知識がない、という人のために
初歩的な事を解説していきます。
といっても、あくまでも私の素人基準ですので
参考にする程度に・・・と、逃げの言い訳も明記しておきます。
まず、季節ごとに揃える最低のアイテムは
上半身に着るニットとTシャツ、各2枚ずつ
下半身に着用するパンツ (ズボン) 濃色と薄色の2枚
ジーンズ1本、靴はスニーカーと皮の2足です。
冬はこれに、ジャケットとコートが必要です。
色は、グレー、茶系、紺系、ベージュ系なら
どれを組み合わせても、突拍子もない格好にはなりません。
黒と純白は、意外と着こなしが難しい色なので
分量を多くは使わず、ポイント的に活用しましょう。
白でもオフホワイト系 (明度の低いくすんだ白) はオッケーです。
色で遊びたいのなら、上半身に持ってきましょう。
下半身がド派手原色など、珍しい生物に見られかねません。
安全なのは、上下片方を暗い色にしたら
もう片方は明るめの色を合わせる方法です。
全身暗めは冠婚葬祭で言うところの葬ですし
全身明るめは祭になる危険性大です。
落ち着きを出したい場合は、下半身に暗い色を持ってくるのが
安定感が出せて確実です。
ボヤーッとした中間色で全身を飾った場合
日本人顔では “影の薄い人” になりかねませんので
必ずどこかに暗い色を持ってくるのがベストでしょう。
なお、チェック柄は水玉とともに、絶対にタブーです。
これを着ている人で、イケてたためしがありません。
ヘタに柄のあるものは避け、無地で通した方が安全です。
特にTシャツの絵には注意が必要です。
果たして良いのか悪いのか、見ている方も評価に困るものが多いからです。
他人にいらん気遣いをさせる服装はやめましょう。
Tシャツは模様ではなく、形で遊んでください。
最初に、安い服屋さんに行って、無難な上下を1着ずつ買ってください。
これは、後のショップに堂々と行くための伏線です。
私はまだ安い服屋さんはそう知らないので、いえ自慢じゃないのですが
ユニクロとかGAP?とか、何かそこらへんを探してください。
ベージュの綿のパンツに紺のTシャツあたりで良いでしょう。
そしてそれを着て、デパートのメンズ売り場に行ってください。
間違っても、戸別に存在している服屋さんに行ってはいけません。
ジャケット1着が数十万とかしたりする場合がありますし
その上に相手のテリトリーといった感じで、非常に断りにくいです。
その点、デパートなら1フロアに色々なブランドが入っていますので
全部そこで揃えられるし、気軽にフラフラ徘徊できます。
服に興味のない人の値段の目安は、物にもよりますが
1アイテム3万円までです。
この根拠は、洋服好きなのに貧乏な私が納得する値段だからです。
メンズは同じブランドでも、レディースに比べて安いので
もしかしたらもっと抑えられるかも知れません。
ショップに入ったら、即行普通の綿のパンツの値段を見ましょう。
許容範囲なら、そこで1アイテム買います。
全身同じブランドで揃えるのは失笑ものですので
基本1ブランド1アイテムにしましょう。
店員さんにあれこれ事情を説明する必要はありませんが
設定がないと不安だ、しかも嘘は付きたくない、と言う贅沢な人は
「服には興味なかったのだけど、女友達 (あしゅら) に
『格好ぐらい気を遣え』 と言われた」 と、言いましょう。
今すぐ友達になれば、これはもう嘘じゃありませんね。
とにかく見栄を張る必要はありません。
男児たるもの、チャラチャラできるか! と、自分を誤魔化してください。
「買ってもいいかな?」 と思える品が見つかったら
必ず試着をしましょう。
その際は、2品選んで両方試着するのが鉄則。
何故なら、店員さんの 「お似合いですよ」 は、まずお世辞だからです。
2着着て、「どっちが良いですか?」 と、選択させた方が安全です。
試着して買う目安は、“自分がちょっと上がった” 印象です。
格好良い! と、自分で思え、鏡の前で惚れ惚れするのは
私のように、限られた体格か人格の人ぐらいです。
ほとんどの人は、「うーーーん???」 が感想です。
ファッションは整形ではありませんので
すべてをそれに追っかぶせるのは無謀です。
「いいかな」 と思えたら、即座に買いましょう。
グズグズ迷っていると、その試着したアイテムに合わせて
組み合わせを店員さんが次々に持ってきます。
無難なアイテムなら、何を着てもそう変わり映えはしないってもんです。
さっさと決めやがって吉です。
買ったアイテムに組み合わせるアイテムを
他のブランドに買いに行きます。
これは同日に行ってもいいのですが
多分あなたは1軒目でクタクタに疲れているはずです。
その場合は後日、その買ったアイテムを着用し
「これに合わせる服を」 と、店員さんに選んでもらいましょう。
この作業をコツコツ繰り返して
上に書いた季節ごとの最低アイテムを揃えましょう。
これを面倒がっているあなたのその心が
既に他人に対して思いやりが欠けているのです。
目のやり場に困るようなキャラTシャツやチェックのシャツを着て
「彼女が欲しい」 など、言語道断です。
服装には、性格や普段の生活が出ます。
見ず知らずの人にも、己の人間性を見抜かれるという事ですよ。
これを逆手にとって、“見られたい自分” を演出するぐらいの
気合いがあってこその、おいしい人生です。
自分が動いた分の代価は (ほぼ) 必ず得られますから
労力を惜しむのはやめましょう。
なお、ファッション雑誌を買うのは実に有意義ですが
自分の年齢に合うのは当然ですけど
ま と も な 友 人 知 人 関 係 に 合 っ た
雑誌を選ぶように注意してください。
これを外すのが一番ダメージがデカいです。
仲間内でひとり悪目立ち、という事態は絶対に避けてください。
友人知人たちが一般社会から浮いてる場合は
自分が脱出して、彼らを洗脳教育しましょう。
そして、狙う女性の層があるのなら
それに合わせたファッションを選ぶのも手です。
チャラ男に公務員女性が寄ってくる可能性は低いし
リーマンにギャル系は来ないって事です。
最後にひとつ、金言を。
自分の似合う服と、自分の好みは必ずしも一致はしない
これを心に刻み込み、上に書いた注意を守り
ほどほどに格好に気を付けてください。
(男性のファッション通は女性には逆にうっとうしい)
2へ続く予定です。
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