会津若松の母親を殺害した高校生は
マリリン・マンソンを聴いていたらしい。
今までに殺人犯が、マンソンを聴いていたというのは
何度か聞いた記憶があるが、会津若松の彼の場合は
それを知って、マンソンを聴き始めたのか
それとも、ホラー映画好きらしいからその流れかも。
と言うのも、私もマリリン・マンソンを持っているからである。
ホラー映画好きなら、マンソンはチェック事項だよな。
ただ、パンクロック好きの私から言わせれば
ヘビーメタルはうるさすぎる!
映画の中で流れるからこそ、良い曲に思えるが
あの調子の曲をアルバム全通しで聴いてみい。
マジでイライラしてくるぞ。
私は温厚で大人しいから良いが、凶暴性を持ったヤツなら
そりゃあ殺人でも犯したくなるよな、と、つくづく思ったぜ。
ロックが嫌いな人なら、パンクも目クソ鼻クソだろうが
ヘビメタの場合、重く早いドラムバスが神経を逆撫でするんだよっ!
猟奇な殺人が起きる度に、ホラーだのマンソンだのの単語が出ると
もう、やめてくれよ・・・と嘆きたくなる。
人においそれとはホラー映画好きと言えなくなるんだよ。
猟奇殺人者の嗜好と好みがかぶるヤツって多いと思う。
そんで、趣味を知ってる周囲から 「大丈夫?」 と
真剣に問われた時には、怒りすら湧くことであろう。
だけど、ほんとすまんが
聴いてると、大量殺人ならやっぱヘビメタだろう、と思う。
怒りや不満を溜め込んで爆発するタイプ。
パンクは反政府主義の流れか、妙に反戦に傾いてるのが多いし
頭の悪そうなヤツしか好まないので (悪かったな!)
せいぜいやって、こすっからい窃盗程度。
連続殺人は、今は “羊たちの沈黙” のレクター博士の
イメージが強いので、クラシックかと思われがちだが
現実には、あんな知的芸術家タイプはいない。
(レクター博士のモデルになったのは
確かエド・ゲインだったと思うが
本人が人間の皮で作っていたチョッキなんか
平面を合わせただけのおそまつなやつだったぞ。)
てか、連続殺人者は、ほんと別次元の住人といった感じなので
音楽の趣味など想像も出来ない。
実際、聴く音楽で人間性が変わる事もあると思う。
ヤクザ映画をやってる映画館から出てきたヤツが
皆、肩を怒らせて歩くのと同じようなもんかな。
映像や音楽には、一時的な洗脳作用があるので
鬱屈した心の共感などを求めるのなら、結構危険だと思う。
精神的に辛い時など、つい重苦しい嗜好に偏りがちだが
そういう時こそ、キレイなだけのものだけを見る必要がある。
物事を掘り下げて考えるタイプは、ストレス解消のつもりなのに
無意識に自分を追い込むものを選んでいたりするので
ウツウツ悶々しているなら、いっそ何も見聞きするなと助言したい。
脳内で悪く変換するパワーって、凄いものがある。
複雑に絡まった感情は、悪意に流される方がラクになれるのかも。
余談だが、私は中学の時に辞書を片手に一生懸命和訳して
ああ、これは恋愛の歌詞なんだ、と微笑ましく思っていた曲が
最近になって、ノンケがホモに騙された話の歌詞だと知って
ショックを受けたぐらい、英語が出来ないので
マンソンなど、何を歌ってるのかもわからんのだが
何となく呪いっぽい事を言ってそうな雰囲気は感じるよ。
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