昼と夜

♪ 昼と夜の間に ♪ という歌があったはず
昼と夜の間にあるのは夕方じゃん、とバカにしていたら
美川けんいち?の 「夜と朝の間に」(これも違うかも)
という、微妙に違う歌だった。
夜と朝の間にあるのは早朝じゃん!

そんな事はどうでもいい。
私が問いたいのは、昼と夜って性格が変わらんか? って事。

厳密に言えば、私の場合は朝と昼と夜で違う。
寝起きは、何でそんなにケンカ上等なんだ?
と、自分でも思うほど、すべての事に腹が立つ。

ワイドショーなど、うっかり眺めていたら
朝っぱちから活火山大噴火だよ。
一日の貴重なエネルギーを一気に放出してしまうと
もうその日は使いものにならんので
朝はいらん事は見聞きしないようにしている。

それでも、時計を見ちゃイラッとし
道路から聞こえる爆音車にムカッとし
これで顔にシーツの跡でも付いてた日にゃあ
気分を落ち着かせるのがおおごとなのだ。

無事に朝の不機嫌さを最小限に抑えた時の昼間は
少々の事には動じず、穏やかで静かな
実に菩薩な御心で過ごせる。

ただし、何故かはわからんが、頭の回転は鈍い。
朝にエキサイトしようがしまいが、昼間の頭は働かない。
これ、社会人として致命的だと思うんだが
人間関係は (私にしては) 円滑に進むので
まあ、良い事なのかも知れない。

腹も減って、物悲しい気分になる夕方を経て
夜になると、俄然様子が変わってくる。
夜って、感情の起伏が激しくならんか?

ようするに、脳みそが一番よく動くのが夜だと思う。
霊が見える人が見るのも、そのせいだろう。

ただひとつ不思議なのが、ほとんどのヤツは
何か間違った方向に頭を働かせているみたいなんだよな。

夜に書いた手紙をそのまま投函すな、という先人の教えがあるが
あれ、真実だと思う。
夜は喜怒哀楽がムダに激しくなって、何というか
危ないヤツ一歩手前レベルになってしまうんじゃねえ?

深夜になると、妙にハイテンションになり
箸が転がったなどの、最上級にくだらん事ですら大爆笑ネタだし
恋愛問題とかで、泣きながら電話をしてくるのも大抵夜中で
そういうヤツに限って、翌日はケロッとしてたりするから
ある種のストレス発散時間帯かも知れない。
とりあえず、深夜は人格が崩壊する。

私の場合、夜自体はボケボケと過ごすのだが
就寝時にこの状態がくる。
布団に入ると、俄然頭が冴えてくるのだ。
(そのズレが不眠に繋がっているんだろう)

すんげえ良い考えが浮かぶんだが
翌朝になると、キレイさっぱり忘れてしまっていて
こういうのは絶対に思い出せないので
私の人生、良い方に向かわないんだろう。

比較的、昼はプラス思考で、夜はマイナス思考の傾向がある。
(朝は投げやり)
これは誰に聞いてもそうらしいので
太陽の光は人の心も照らす、って事かな。

今、“太陽光” という電灯も出ているけど
実際の太陽の力は再現不可能なんだろう。
一体太陽の何が効いているんやら。

現に、暑い所の人種は 「バカか?」 と思えるほど陽気で
寒い所の人種にはウツや自殺が多いと聞く。
これが解明されたら、ウツも電灯で治せて
ものすげえ画期的な発見になるのに。

このブログも、布団に入ってから書けば
もっとマトモな内容になると思うんだが
夜の考えって、その人の本性を倍増させたようなものだから
それはそれで新たな問題が発生するような気がせんでもない。

ちなみに朝書くと、最初から最後まで怒りで埋め尽くされるだろう。

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