最初にもう謝っとく。
また、わけのわからん突込みをするが、すまん。
北海道苫小牧市の食品加工卸会社ミートホープが
“牛ミンチ” コロッケに他の肉を使っていた事件。
これは、ちょっとでも余分に利益を上げたかったんだろうが
社長、バカじゃねえ?
会社の労働基準法違反や脱税、不正などはほとんどが
辞める or 辞めた or 会社に不満のある従業員からの
内部告発によって発覚するという。
現に色んな不祥事を起こした会社は
必ず、“元従業員” だの “現従業員” だのが
マスコミのインタビューで内部事情をベラベラ喋っている。
つまり、いらん事をしたい会社は
関係者全員に不平不満を持たせたら危ないのだ。
これがどれだけ難しい事か!!
普通にやってる会社でも、労働組合に難クセを付けられて
四苦八苦してるというに
ましてや不正など、ものすげえ弱みを握られるって事だろう。
秘密は隠してても、必ず末端にも微妙に漏れるし
生活のためとは言え、不正に加担するヤツなど
なおさら、どう裏切るかもわからんのだぞ。
目先の利益に目が眩んでいるんだろうが
それで従業員全員の満足度に気を遣うハメになるより
コツコツ適正に薄利を上げる方が、よっぽどラクだと思うが。
社長が息子に 「本当の事を言うべき」 と
詰め寄られる場面は、現社長退陣で息子が新社長として
出直すための布石にしか思えない。
「何も知らなかったクリーンな私が、新社長となって
気持ちも新たにやり直します。」
で、親父は楽隠居というシナリオなんじゃないのか?
「こんな事はどこの会社でもやってる」 とか言われてたが
(てか、この社長、この期に及んでこういう言い訳とは
どこまで情けないんやら。
一蓮托生の告発をするなら、とことんやれ!)
今不正をしている食品関係は、この件で学んで
速やかに改心すれば、今までの事は問わない。
今この瞬間から、ちゃんとやってくれ。
“真っ当にやらなければ、容赦なく潰れる”
という前例を作るためにも
絶対に、この会社には根絶してもらいたい。
上層部退陣とか、社名を変えて存続、などを許していると
いつまで経っても、何も改善されないぞ。
何かものすごく冷たい見方をしているかも知れんが
今回のこの事件は、日本の食の安全を根底から揺るがすおおごとだ。
そりゃ今までも、雪印事件や不二家事件があったけど
トドメって感じで、もう何も信じられなくなってしまった
という点で、重罪だぜ。
消費者は、アメリカや中国の農薬などでビクビクしてるのに
この上、日本製品にまでドキドキせにゃならんのか?
コメントを残す