07.5.15 ローラ・メルシエのファンデ に書いた
ローラ・メルシエ 「ティンテッド モイスチャライザー」
というクリームファンデの、夏場の使用感である。
先に言っとくが、このファンデは保湿重視の薄付きで
乾燥肌の人や、普通肌の真冬用であって
それをインナードライ肌が真夏に使う方が、ドアホウなのである。
当然、崩れやすいだろうな、という単純な予想はしていた。
ところが意外な結果が出た。
塗ってる時から、塗ってるか塗ってないか、わからないのである。
「え? どこに塗ったっけ?」 と、思いつつ塗るハメになっている。
もちろん仕上がりも、ノーファンデと変わらない仕上がり。
元々薄付きなんだが、ここまで塗っても意味がないはずはなかった。
一体どういう事だろう??? と、何日か考えまくった。
で、出た答が、これはあくまで私の推測だが
インナードライ (表面はオイリーなのに肌内部が乾燥している)
な私の肌は、冬は乾燥肌に夏はオイリー肌にと、大きく変化する。
今は脂ギッチョンチョンのオイリー状態である。
こういう時は、肌の毛穴も開いている。
それを、このファンデではカバーしきれないのである。
もちろん、毛穴カバー用の部分下地は使用している。
冬場は、このファンデの上からツヤ出し用仕上げクリームの
「シークレット フィニッシュ」 を塗らないと
ツヤ肌になれなかったのに
真夏の今の時期は、塗ったそばからツヤツヤしている。
つまり、このファンデの保湿成分のせいで
下に塗った毛穴カバー下地の効果を相殺してしまうようだ。
ここまで油分が多いとは思わなかったよ。
これは、パウダーで調整なんて生やさしいものではない。
ローラ・メルシエのルースパウダー (色名 ルーセント) は
本当に透明だ、ぐらいにしか実感がなかったのだが
どうやら保湿力もあるようである。
いやあ、真夏に使わないと、見えなかった特徴に気付けて
色々やってみるもんだなあ、と、つくづく思ったよ。
では、真夏のファンデはどうすんの? と言う話になるが
このまま、このファンデを使う。
メリットは、ズバリ色!
ギャル系? と言われたほど黒い色 (色名 サンド) を
買っちゃったんで、冬~春はちょっと困ったんだけど
この時期は事情が違う。
夏なので、日焼け肌でいいじゃん、というのもあるが
日焼け止めを塗る量に、一番気を遣う季節だからだ。
日焼け止めは、規定以上の量を塗らないと
記載されてるだけの紫外線カット効果を発揮してくれない。
この規定量ってのが、普通に考えてる以上に多く
言われた通りに塗ると、バカ殿レベルになるのだ。
日焼け止めは 「白くなる」 と不評だが、当たり前だ。
あの白で、紫外線を遮断してる部分もあるんだからな。
白くならない日焼け止めは焼ける! と、断言しちゃるよ。
今流行りの白くならないジェルタイプなんか、絶対に効果薄だね。
日焼け止めの大体の目安は顔全面で、10円硬貨大だと安心。
これ、1度に塗っても絶対になじまない量だぞ。
2回に分けて塗り重ねないと、無理無理無駄ーーーっ。
で、塗ると、まごう事なきバカ殿。
この白浮きを中和させるために、黒い色のファンデ、って事だが
ひとつ懸念があった。
色ってのは、ベースが白だと発色が良くなるじゃん。
白の上に茶を塗ったら、鮮やかに茶! になるんじゃないのか・・・?
ところが、このローラ・メルシエのファンデは
以前に書いた以上に、透明感がもの凄かった。
見事に日焼け止めの白浮きを中和してくれて、普通色の肌になれたよ。
だから、塗っているのがわからないんだろうな。
惜しむらくは強い保湿力だが、同じローラ・メルシエでも
夏用は処方が違うだろうから、冒険はしたくない。
この 「ティンテッド モイスチャライザー」 だからこその
透明感かも知れないし。
ま、ノーファンデ歴が長かったんで
今でも平気でノーメイクで外に出られるし
塗っているのかわからない、一見意味なしのファンデでも
日焼け止めの白浮き防止用として、これで突き進むぜ。
メイク崩れは、何せ塗ってるのもわからないぐらいだから
崩れてるのもわからない。 あはは
脂浮きがちょっと早いかな、とは感じるけど
それさえこまめに取り除けば、ヨレもないので
逆に考えると、好都合なんじゃないかと。
ひとつ学んだのは、“美しい肌” という印象には
毛穴の開きが大きく影響を与える、って事。
今まで、夏場に保湿ファンデを使った事がなかったし
黒ファンデも初めてなので、暗めファンデは
その色で、シミや色ムラはカバーしてくれても
毛穴はカバーしてくれないってのも、よーくわかったよ。
色黒オイリー肌にこそ、カバー力のあるファンデが必要だと思う。
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