ヘナ続報 6

最近は、ほどほどにヘナをしてるので
剛毛に歯止めが掛かって、ありがたいのだが
毛染めというと、気になるのが色味と色落ちである。

ヘナは色の選択の幅が狭いのがデメリット。
カレー粉 (!) を入れたり、紅茶で溶いたりしても
もちろん劇的には変化はない。

(いらんものを混ぜるな、と言われそうだが
 ヘナ愛用者はこういう混ぜ物がデフォなんだってば。)

ま、ザツな性格なので、あれこれ混ぜるのは面倒くさいし
一番色が入りやすいのは、ヘナ100%をした数日後に
アムラ、シカカイ、インディゴなどの藍色の天然染料をする事だと
ヘナサイトで見かけたので、それをやってみる事にした。

いつもは、ヘナとインディゴが最初からミックスされているのを
使っているのだが、久々にヘナ100%をする。

ああ・・・・・、相変わらずヘナ100%だと、髪が朱金・・・・・。
何でこういう発色になるのかわからんが、まるでマッチ棒だぜ。

こんな色じゃ恥ずかし過ぎるので
2日後にはインディゴ100%をせざるを得ない。

インディゴ100%は初めてだが、使い方はヘナと同じで
お湯で溶いて、シャンプー後の髪に塗布して
ラップで密封して、40分から2時間放置し、洗い流す。

洗い流した後の、あまりのゴワ付きときしみにビビる。
髪が爆発しそうで不安だったが、乾くと普通。
どうも、2日前のヘナで緩和されているようだ。
インディゴにヘナが必須な理由がわかった。

発色の良さは、確かに別々にやった方が良いとは思うけど
結構微妙な範ちゅうで、手間を掛けたほどの結果は出ない。

色落ちは、ミックスタイプだと徐々にその色が薄くなるのだが
別個にした場合は、まずインディゴの色が落ちる。
つまり、だんだんヘナの赤が浮き出てくるのである。

期待したほどの違いもないので、別々にするのも面倒で
次は別売りのヘナとインディゴを混ぜて使ってみた。

最初から混ぜて売られているのも、成分を見ると
割り合いはわからないけど、他に混ぜ物もないので
同じようなものだろう、と考えたのである。

しかし実際に混ぜようとすると、実に混ざりにくい。
色ムラは出なかったが、手触りが悪い。
しかも落ち方は、混ぜて使ったのに、別々にした時と同じで
インディゴの色が早く落ち、ヘナの赤が残る。

最初から混ぜてあるものなら
こういう落ち方はしないのに、何でなんだろう?
特殊な混ぜ方でもしているのだろうか?

わかったのは、わざわざ別々にしたくないのなら
最初からインディゴ配合のヘナを買った方が良いって事。
そしてインディゴのみでは、ツヤも出ないし髪がゴワつく。
ヘナはどうしても必要。

髪に塗布している時間は、色の発色を考えるなら
ヘナもインディゴも2時間以上になると、いくらおいても変わらない。
何時間も塗布して放置は、ヘナのトリートメント効果を期待する時
だけで、それもあまり大きな違いはないような気がする。

今まで、天然は染まりにくそうで、4時間放置とかやってたけど
普通の毛染めと同じような手間だけで、オッケーだったわけだ。
合成毛染めと違うのは、時間をきっちり守らなくても傷まない
ってとこで、大雑把な性格のヤツには向いているだろう。

何か、どんどんやり方がザツになってるけど
仕上がりは丁寧にやってた時と、まったく変わらないので
“天然” のメリットって、このアバウトさにもあるんかな
と、新しい発見をした気分でいる。

それと、もういっちょ発見。
ヘナ、完全には色落ちをしないようだぞ。
ある程度まで色落ちしたら、定着してるようだ。

退色の仕方が私の場合は、ヘナ + インディゴで
ブラウン → 朱金 → 灰金 という、何か妙な色になっていく。
で、灰金色で生え変わるまで定着しているようだ。

普通のカラーリングをした事がないので、比べようがないが
毛染めってこういうものなんかな?

この情報はちょっと怪しいんで、完璧に観察してみたいが
そうすると数本あって見苦しい白髪も放置になるので、無理。
期間を空けるのは、やっぱ最長1ヶ月が限界だなあ。
4週目を過ぎたら色のムラが気になって、ソワソワしてくるぞ。

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です