人に教わる

知能は置いといて、覚えるのが困難な性格というのがある。
それは、「納得できないと理解できない」 というヤツ。
こういうタイプは、ひからびたナメクジのようなもので
いくら水を与えても吸収しない。

物事を覚えるには、教えてくれる人を信頼し
無条件で、全部を飲み込む素直さがすげえ大事なのだ。
それがないと、知識の蓄積に限度が生じる。

何か違う、と感じたのなら、後で脳内修正すりゃいいだけ。
知識というのは、DVD-RじゃなくDVD-RW。
いくらでも上書き出来るものなのだから。
(PC人ぶって例えたけど、これ、合ってるよな?)

大体、「納得したい」 とは
自分の狭く小さい脳みその範囲に
壮大な真理を収めようとしているに過ぎない。
そんなムチャが出来るわけがないだろう。

知ろうとしている事は、大勢の専門家が長年研究し続けてて
一般人は、そのほんの一部を取り入れて役立てる。
つまり、恩恵なわけだ。
物事の真偽など、一般人に解明できるわけがない。

他人がやって失敗した経験談なども
「おまえはいちいち、つまづいて転ぶ必要はない」
という、ありがたい忠告なのだ。
それを自分が体験しないとわからないのなら
痛い目に遭いまくりな上に、小さい知識しか持てないままである。

ようするに、物事を自分の脳みそのカタにはめようとすな、って事。
自分の軽い脳みその、分をわきまえて
情報はとにかく一旦受け取って、取捨選択はその後である。

新しい事、知らなかった事に対して
とにかく疑ってはねのけるという、無知の恐怖を持ってると
どんどん頭が固くなっていくぞ。

覚えが悪いという欠点は
私のように人に非難されまくる位置付けにいないなら
本人の自覚が薄い場合がほとんどである。
頭が固いというのも同様。

また、教えてもらう態度が悪いヤツも多い。
そもそも、こういうヤツに限って、恩知らずにも
「教え方が悪い」 などと、難癖を付けてくるものだが
悪いのはおめえの性格だっちゅうの。

改めないと、人に見放されるハメになる。
常に自分に疑問を持つのが、ひとつの策である。

Comments

“人に教わる” への2件のフィードバック

  1. kaiのアバター
    kai

    「納得できないと理解できない」って意味がよくわからんの
    だが、「納得できないと覚えられない」もしくは、「理解で
    きないと覚えられない」ってことか?

    俺は、どっちかっていうとそのタイプだなぁ。まぁ頭は固いほうだけど。

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    私もよくわからんのだが
    自分が “気持ちの上で”
    納得しないと、信用できない
    って事のようなんだ。

    そう言われると、“教える” んじゃなく
    “説得する” になってくるんだよな。

    覚える覚えないの前に
    色々な個人的感情をどうにかせんと
    新しい事を受け入れられない人は
    いちいち大変だろうな、と思ったわ。

    これ多分、男女の違いもあると思う。
    プライドが知識の吸収を邪魔する事って
    多々あるように見える。

    女性でも、年を取ると
    自分の経験ってのを最優先させるから
    どんどん頭が固くなってくるし。

    世界を受け入れるのに、一番の邪魔者は
    案外、個々の性格かも、と思うよ。

    年を取るにつれて、自分の何を捨てるか
    その選択が大事になってくるんだなあ
    と、つくづく感じる。

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