この言い回しの意味や状態が、想像もできなかったんだが
最近になって、何となくわかるようになってきた。
メイクを長時間してると、肌がショボショボしてくるんだよ。
ゲッソリ、というか、やつれている、というか
活き活きしてピンと張った肌質じゃなくなるのである。
夜、電車の窓に映った自分の顔が、えれえ老けててビックリ、とか
トイレの鏡で自分の顔を見ると、何かメイクが浮いてるような
顔に無理矢理貼り付けてるような感じでゲンナリ、とか
メイクが崩れているとか、脂浮きや粉吹きじゃない違和感。
多分これが、“肌が疲れている” という状態ではないのかな。
この状態は、日焼け止めのせいが大きいような気がする。
夏は、体の露出している部分にも日焼け止めを塗るんだけど
塗ってる部分の皮膚が、見た目には変化がなくても
ひと皮下ではボソボソとしている感覚がある。
家にいて日焼け止めを塗ってない時には、これは起きないので
日焼け止めのせいだと思う。
これに気付いてから、日焼け止めやメイクを早く落としたいーーー
と、出先で思うようになったので、困ったものである。
そこで更に追い討ちをかけてくれるのが、パール感。
お手入れ直後にするメイクでは、このパール感はとても美しく
肌のアラも光で飛ばしてくれるので、満足するのだが
数時間経過した後には悲劇が待っている。
疲れてメイクが肌となじまなくなってる、くすんだ状況で
このパールだけは輝きを失わず、何とたとえたらいいか・・・
部分的にキラキラ光ってるゴボウみたいな?
もう、出先で鏡を見るのが恐いぜ。
ローラ・メルシエのシークレットブライトナーも
メイク時には重宝したものだが
帰宅後のメイク落としの時には、半魚人か? という青魚激似状態で
もう封印しようかな、とマジで悩んでいる。
日焼け止め、パール感に加え、あとふたつ心当たりがある。
ひとつはお手入れの変更なので、また次回にでも書く。
(ちょっと変えると、顕著に反応が表れるのは
やっぱり年齢的なものだろうか。
これで効果もバーン! と出るなら良いんだがなあ・・・。)
メイクでの心当たりは、フェイスパウダーの量の増加。
冬用のクリームファンデを継続して使っているので
夏の湿度に耐えられるように、いつもより
パウダーを多めにのせていたのである。
これもメイク直後は、とても美しい。
というか、私の使っている冬用のクリームファンデは
パウダーをのせないと、まるっきり素顔状態なのだ。
ファンデというより、パウダーをのせるためのノリって感じ。
ローラ・メルシエのクリームファンデとパウダーは
汗や皮脂などで、塗ってたのがなかった事になるが
これはヘタに肌の上で大移動をするのに比べると
メイク直しも、まだしやすくてマシ。
しかし、このパウダーの増量で
肌が疲れているのにメイクは崩れていない、という状態の時に
シワっぽさや白浮きはないけど、何かが浮いてる
といった印象の肌質に見えるのだ。
これは、やつれた肌にマットな質感は命取り、という事だと思う。
しかし夏場に、ツヤ出し用のシークレットブライトナーは辛かった。
ただでさえ汗や皮脂でテカるのに、ツヤを追加したくないしな。
ついでに言えば、巷でよく見かけるのは
汗や皮脂が出ている時の、妙齢のご婦人は
浮いたファンデや粉の下で、皮膚がテカっている。
つまり肌から出た汗や皮脂の上に、粉体がプカプカ浮いている
という、顔面瀬戸内海 (小島が多い) 状態である。
知らない人の顔を、じっくり見る機会は少ないけど
トラブルほど周囲に気付かれるので、注意しておきたいもんだ。
教訓: ババアのメイクは、賞味期限3時間!
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