最初にアップした内容は、私の本音だけれども
あまりに鬼畜すぎる意見なので、修正をしました。
それでも、キツイだろうけど・・・。
香川の事件のニュースを見た人は
最初から、誰もが犯人を断定していたと想像する。
そう、“彼” である。
彼の出現で、日本国民のほぼ全員が偏向推理に向き
こんなにわかりやすい事件なのに、何故早く解決しない? と
香川県警は無能と決め付けられ、とんだとばっちりを受けたであろう。
人はしたい格好をし、言いたい事を言う権利がある。
しかし、それを他人がどう思うかも自由である。
この “他人の判断” には、大まかな法則があり
それを学習するかしないかが、人生の分かれ目になる。
自分のテリトリー内のみで、好きな言動をやってるならまだしも
TVに出るのに、公私の切り替えが出来ないのなら出たらいけない。
他人がどう思うかを計算せずに出る場合は、非難を覚悟するべきである。
それが被害者遺族なのに加害者扱いをされてもいいほどか?
と問われるかも知れないけど、他人の目はそれだけ厳しいものだ。
訴えたい気持ちがいくらあっても
万人に指示される自己プロデュースをする余裕がないのなら
被害者家族は無闇にマスコミに出ない方が良いと思う。
私などでも妙な言動と趣味で、真っ先に容疑者扱いにされると思うぜ。
レンタルビデオ店の私の貸し出しリストなんか
ホラーホラーホラー心霊心霊戦争サスペンスヘビメタパンク と
今にも大量殺人を犯しそうな勢いだし。
陪審員制度など実施すべきではないんじゃないか?
素人に判断を任せると、冤罪が増えそうで恐いぞ。
だから見た目で悪く判断されるヤツの
激怒や絶望する気持ちも、身にしみてわかるけど
自分はこうだからしょうがない、と周囲の反応を受け入れるか
己を省みて改善しようとするか、どっちかを選ばなくてはならない。
突然の惨劇に動揺して、わけのわからん対応をする気持ちもよくわかる。
父の変死の時の、うちの家族もひどかった。
各々が個性丸出しのパニックを起こしてしまっていて
あれでよく事件だと疑われなかったもんだと
今思い返しても不思議である。
誰も悲しんでいなかった。 それどころじゃなかった。
家族の死を実感するのに数ヶ月~数年かかる事もあると、よくわかった。
よって突然死時の家族の応対の変さ加減は、私には理解できるのだが
それは経験がない他人には、わからないものだと割り切る、
社会的想像力を持っていないとダメだと思う。
ようするに自分を知って、わきまえてないと
人前で自己主張をしたらいけないと言う事だ。
本人に客観性がないのなら、周囲の人が忠告してあげるべきだった。
今回の事件では、私は最初から彼が犯人だと断定していた。
この推理を、とても恥じている。
しかし、また似たような被害者家族が出てきた場合
同じ轍を踏まない自信は正直言って、ない。
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