世の中年女性たちの多くは、ものすごく我慢強いようだ。
少々体調が悪くても、ギャアギャア騒がない。
ただ、じっと我慢している。
「ここが悪い、あそこが悪い」 なども言わない。
何故かというと、年を取ると日々絶好調などなくなり
毎日毎日、どっかこっか調子が悪い。
こういう境遇のヤツの病気話など
うっとうしい以外の何物でもないので
人にも言えず、ひとりで耐えるしかないのである。
それだけに、女性の体調の変化の情報は表立たない。
周囲の経験者に尋ねても、「人それぞれ」 みたいに終わる。
プロ以外からの情報がほとんどないのである。
医師にはわかっている “ありえる変化” でも
素人にはわけがわからないだけに、不安も大きくなる。
気分的に落ち込むと、余計に症状がひどくなる。
だから、知ってる人が伝えるってのが、とても大事だと思う。
私はそれをしようとしているわけだが
自分の狭い範囲で、見聞きした事だけだし
素人なので間違ってる事も多いだろうから、参考程度にしてほしい。
生理前後の症状も、百何十種類あるとか言うので
きっと本当に、“人それぞれ” なのだろうから。
中年女性の、ほぼすべての不調の原因が
更年期障害に起因していると思うが
それはまた今度にでも書くとして、今回は関節系の話。
関節というと、よく聞くのが “40肩” や “50肩”。
腕が痛くて、上がらなくなる症状になり、これが半年から1年続く。
これは何もしなくても、ある日突然ウソのようにケロッと治るらしい。
が、一般的に知られているのは、ここまで。
実はこの40肩50肩、一旦治ったら永遠に終わり、じゃなく
その後の人生、何度も繰り返すんだってさ。
数ヶ月おきか数年おきか、そのサイクルは “人それぞれ” で
同じ人の肩でも、サイクルが一定していないらしい。
要するに、老化は関節にくる、って事だろうが
何故40肩50肩という、クローズアップをされてるんだか。
多分、ほとんどの人がなるから、呼び名が付いたんだろうが
これは一過性のものではなく、“始まり” と
取っておいた方が、慌てなくて済むと思う。
私は10年ぐらい前から、ヒザが痛くて
これにはコンドロイチンがムチャクチャ効いて
飲まないと、痛くなって歩けないほどなのだ。
昨今は、コンドロイチンだけじゃ効かないとか研究されてて
グルコサミンなどが配合され始めたが
何故か私には、コンドロイチンだけの方が効いていた・・・。
これは効く人と効かない人が、はっきり分かれてるようで
私の友人が、最近ヒジが痛いと悩んでいたので
飲ませたところ、あまり芳しくないようである。
コンドロイチン、3人ぐらいに勧めたけど、全滅だったよ。
年を取ると腰痛! だが、私も多少はある。
しかし、どっちかと言うと、若い頃の方が腰痛は辛かった。
どういう姿勢が良いかなど、まったくわからないのだが
これから悪くなるんだろうかも、わからないが
何よりそれより、意外な部分がダメージをくらう現実にビックリだ。
私の場合、首とか背筋をヤりまくる。
そんで一度傷めると、それが後々までひびくひびく。
後遺症も同然って感じ。
やっと治ったかと思って、いつもの日々を過ごし
いつもの動作をして、再びグキッと同じ場所を!
そういや意外と言えば、寝ている時の運動も減るようである。
昔は眠ってて、どんだけ動いているんだ? ってぐらい
移動、回転してて、起きた時の負傷は打撲がメインだったが
最近は、中途半端に変な姿勢で動きが止まるのか
寝違えが多くなってきた。
「寝相が悪い方が、寝違えが少ないんですよ」
という、お医者さんの言葉は真実だったわけだ。
年を取ると、関節にヘタリがくるのはしょうがない。
今は良いサプリもあるんで、昔の人よりはラクだと思うべき。
とにかく、栄養と適度な運動しかないよな。
自分の動きの無意識のクセとかが直らない限り
こういう風に一度傷めた部分って、完治はしない気がする。
何か負担かけてそう、って部分がきやすいって目安はあるけど
そう四六時中激痛なわけでもないし、慣れるもんだし
老化ゆえの関節痛は、他の症状よりは苦にならないと断言しよう。
実はこの断言も、単なる気休めなんだが
実際もっと他に、切羽詰ったあれこれが出てくるんだよな。
年を取るごとに、医療費がものすげえ負担になってくるんだ。
まさか自分がこうなるとは・・・と、愕然とするぜ。
“予防” になんか、金を使ってられねえんだよ!
治療だよ、ダイレクトに治療以外には、財布が追っつかねえよ!!!
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