刑事ドラマとかを観てて、ほんと不思議なんだが
容疑者探しで、死体写真を見せて
「この人を知っていますか?」 とかするじゃん。
それで見せられた人は、割と平然としてる。
これがよくわからない。
もし私がそういう写真を見せられたら、悲鳴をあげるぞ。
そんで、食欲がなくなったり不眠とかのトラウマになるぜ。
元々私は、スカトロやスプラッタのグロ系が大の苦手で
初めて見た死体写真は、ユダヤのホロコーストだった。
修学旅行で行った長崎の原爆記念館も
友達にしがみついて、一切目を開けずにやり過ごしたというに
第二次大戦関係の本を読んでての、まさかの被弾だったよ・・・。
犯罪の本とかを読んでると、時々そういう写真に遭遇するけど
いつ見ても何度見ても、大きなショックを受ける。
殺人を犯すヤツは、死体が恐くないのだろうか?
殴ったり撃ったりで即逃走、だったら、まだわからんでもないが
人体をバラバラにするなど
私からしたら、もんのすげえ勇気としか思えない。
死体は “仏様” と言うだけあって
皆それに対する畏怖の気持ちを持つのだが
自分がそれを製造してしまったら、その後の恐怖は量り知れない。
けど、殺人者へのアンケートを取った本で
「幽霊を信じますか?」 の問いに
「本当に幽霊がいるんなら、俺のところに出るはずだろ?
出ないんだからいないよ。」
と、答えた人が多かった。
私が知っている中でも、「殺したヤツが恨んで出てくる」 と
自首した殺人者はひとりだけである。
一線を越えてしまったら、どっかがプチッと切れて
そういう感覚もなくなるのか
逆にそういう感覚がないから人を殺せるのかはわからないけど
自分にはない感覚である事は確実。 と思う。(何だ? この弱気は)
ただ不安なのは、もし周囲で殺人事件が起こって
自分にはアリバイもないみたいな状況で、容疑者になりそうな場合
死体写真を見せられて、キャアキャアビビってたら
捜査員に 「こいつ怪しい」 と、思われないか? だ。
いや、ドラマでもビビってるヤツなど、ひとりもいないし
“不自然な反応” と見なされるんじゃないかと。
どうか、周囲が平和でありますように・・・。
コメントを残す