ちょっと落ち込んでいる時に本屋に行った。
雑誌をチェックしていると、横で男性が叫んでいる。
「おばさん!」
よくこの静かな本屋でそんな大声を出せるよな
しかもある種の女性が聞いたら不愉快な単語をよー!
とイラッとしつつ、一瞥もせず、雑誌をめくっていたのだが
男性は 「おばさん」「おばさん」 と、しつこく叫ぶ。
・・・それは私には一切関係ない状況だよな?
てか、対・私だったとしても、絶対に振り向かんぞ?
落ち込みも手伝って、いつも以上にピキピキし始めた瞬間
何度目かの 「おばさん」 の呼び声で
その男性の側に駆け寄った人物がいた。
目の端をよぎった姿に違和感を感じ、振り返ったら
せいぜい小学低学年の女子が、叫んでいた男性と手を繋いでいる。
え? その子を呼んでたんじゃないだろ? と思ったが
さっきまで大声で 「おばさん」 連呼していた男性が
その女子に向かって、「おばさん、今日新刊出てるけど」 と
また大声で言いつつ、2人でマンガのコーナーの方に歩いていった。
男性は30代、女の子は7~9歳ぐらい。
どう見ても親子なんだが?????
“伯母さん”“叔母さん” というのは、確か親の姉妹を言うよな。
あの二人の場合、一体どういう状況だとそれが成立するんだろう?
親の再婚で・・・とか、あれこれ考えたが、思いつかない。
それか、あの男性には関係なく、女の子が叔母さんになる状況があって
それを茶化して、「おばさん」 と呼んでいるのか?
とも考えたが、誰が関わろうが、“その人の親の姉妹” が
絶対条件なので、ありえないよな?
血縁関係の正当な呼称じゃなかったら
あの男性は単に我が子の事をおばさん呼ばわりしている父親で
それが冗談だったとしても、あんな人前で大声で叫ぶなど
頭の中身を疑いたくなるわけで。
あっ、女の子が 「おばさん」 と聞き間違えるような名前なのか?
おばさん・・・おがさん・・・ほださん・・・ うーん・・・
あんだけ近くで連呼されたので、まさかの私でも聞き間違えはねえぞ。
てか、そういう名前だったら、そっちの方が生涯色々と問題じゃねえ?
まったく無関係なのに、何かグルグル考えてしまった翌日に
またまた別の本屋に行った。
そこは初めて行った本屋で、まだ夕方だったので人はまばら。
男性誌をチェックしていたら、隣でしゃがんで本を読んでた男性が
いきなりゼイゼイ言い始めた。
一瞬、発作か? と思い見たら、そこはエロ本コーナーで
男性が読んでたのは、雑誌のAV紹介ページ。
慌ててその本屋から脱出した。
何かムチャクチャ恐かったんだよーーーーー。
だって、まずあんな公共の場で素で興奮するのか?
しかもハードなエロ本じゃなく、AVの広告だぞ?
てか、どういう興奮をしたら、あそこまでハアハア?
店の前でどうしたもんか悩んだけど、ハアハア言ってるだけで
別にこれといった店開きも発火作用もしてなかったし
再び店内に入る気にもなれず、そのまま帰った。
店員さんに言うべきだったんだろうか、とモヤモヤ・・・。
本屋、色んな意味でデンジャラスゾーン!
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