山口母子殺害事件で、1審2審の被告側弁護士だった人が
(すまん、名前を忘れたし、経歴も正しいかわからん)
TV番組に出て、むせび泣いていた。
その弁護士が言ってた事は、ヒューマニズム溢れる内容だったけど
被告の元少年に感情移入しすぎていて
冷静な第三者から見たら、「気持ち悪い」 のひとことだろう。
もし私が被告でも、担当弁護士にあそこまで同情されたら
逆に腹が立つような気がする。
“可哀想” って、他人に一番思われたくなくねえ?
彼の正義感や感情は、世の中にとっては必要なものだと思うが
正直、私の周囲にはいてほしくないタイプである。
しかし一番驚いたのが、被告の死刑判決が出て
こんだけ悲しいのなら、妻子を失った遺族はもっと辛かっただろう
みたいな事を言った時。
それ、普通の人は真っ先に思わんかあ?
加害者の生い立ちや苦悩うんぬんを想像する前に
被害者や遺族の苦しみに、まず目が行くだろうに。
そして、そっちの方が遥かに大きく重いものに感じて
加害者の言い分を知る機会があっても
犯した罪ありきで判断するのが、ほとんどの人の思考パターンじゃないか?
彼はそれを告白した後、「想像力がなかった」 と反省した。
その正直さは偉いと思うが、弁護士という法に携わる職業柄
こんな一般的感覚の欠如が許されるんだろうか。
私的には、“想像力” 以前に、“常識がない” と突っ込みたく
また、その常識のなさに、ものすげえ恐怖を感じるんだが
もしかして現弁護団も、こういう人並み外れた感覚の持ち主なんだろうか。
てか、最近の、残虐な事件を起こした被告を
幻聴だの幻覚だの精神病だののせいにして
心神喪失を申し立てる弁護士って、こんな感じなんか?
TVに出ていた弁護士は、被告の生い立ちを理由にして
情状酌量を狙う作戦だったらしいけど
弁護士としてはこれが正解なんだろう。
でもあの犯行で、情状酌量を働きかけなければならない立場なんて
やっぱり普通の感覚じゃ無理なのかも知れない。
だけど、現弁護団よりはマシだよな。
“心神喪失だったので無罪” だもんな。
私が法の番人だったら、「心身をそこまで喪失させた罪」 で有罪だぜ。
この頃、ちょこちょこ起こっているのが
「死刑になりたいから」 という理由の犯罪。
これ、死刑反対弁護士たちはどう処理するんだろう。
死刑が逆に犯罪を誘発しているわけで
やっぱり死刑いらね、になって、結構なんだろうか?
人権とか、それ以前に日本の刑がナメられとるじゃん。
法律家としてのプライドは反応しないんかな。
こんなんを放置しといたら、大量殺人が増えそうで恐いぜ。
死刑になりたいヤツは、悪人を殺してほしいが
犯罪確定者は誰よりも守られた場所に隔離されてるんで、すげえ安全。
いつの世も、普通の一般市民があおりをくらう・・・。
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