今凝ってるのが、たたききゅうり。
スーパーで見かけて、ピクッときて何の気なしに買ったのが
ダイショーという会社の “たたききゅうりのたれ”。
ごま油とにんにくと豆板醤の液体で
きゅうりにこれをかけて食え! というタレ。
メイドインも書いていないし、材料を見ても自分で作れそうではあったが
豆板醤の扱いに自信がないので買ったところ、これがピリ辛で割と美味い。
食欲がない時や、メニューにもう1品、という時に重宝する。
ところで、これ、きゅうりにかけるものなんだが
裏書きに、きゅうりを “すりこぎで叩いてちぎれ” と書いてある。
うち、すりこぎないし、包丁をヘンな使い方をすると
絶対に後悔する結末になる、と予想できたので
オノレのコブシで、漢らしさ満載に正拳突きをしてみた。
きゅうり、硬ええええええええええええええええっっっ!!!!!!!!
おめえ、こんなに硬いヤツだったんか!
乙女なのに、「グゥオオオオオオオ」 と、ありえない声でのたうち回って
この美しいホワイトフィッシュハンドの薬指の関節が腫れたぞ?
落ち着くまでにかなりの時間を要するほど
痛い目に遭った学習ゆえの発想の転換で
今度はきゅうりをまな板の角に叩きつけたら、ポッキリと折れただけで
もう、こいつをどう扱っていいのやら。
結局、両手の平を重ねてきゅうりの上にあて
折れた部分から順番に体重をかけてくだいたが
まな板上は緑のスプラッタになってしもうた。
きゅうりを包丁で切る以外にした事がなかったので
こいつが素手だと、こんなに手に負えないヤツだとは思いもしなかったぜ。
次からは、きゅうり全体に爪で切れ目を入れて
体重乗せをやっとるが、爪がすげえ傷む。
と言うか、何で、ちぎらにゃいかんのだろう・・・?
この、“たたききゅうりのたれ”、夏場に良い。
そうめんの付けダレにちょっと加えたり
冷やっこやサラダの隠し味的に使えると思う。
そもそも豆板醤というものが、こういう風に使えるのかも知れんが
中華料理自体があまり好きじゃないので
その調味料に関しても、まったく未踏襲の分野なんだ。
てか、食ってても、この辛いのが豆板醤の味か? と、悩むレベル。
確かスーパーに “豆板醤” って売ってたよな?
豆板醤って、持ってて便利なんか?
ひとり飯の家庭で使いきれるんか?
ちょっと手を出してみたくて、グラグラしとる。
とにかく、今回は良いブツを発掘した気分。
アンド、きゅうりを見る目もちょっと変わった。
線が細い柳腰なくせに硬派なんだな、あいつ。
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