正直、ここが潰れなければ日本の消費社会は終ったも同然、と思っていた。
こんな不衛生な商売をしてた事が世間に広く知られても
なお店を続けていけるのなら
日本人の客はどんだけバカか、という話だよな。
不正発覚偽装発覚続きで、それでもしぶとそうだったのが
終ってみれば、去年の10月からで約7ヶ月で幕引き。
案外早い終焉だった。
現社長のささやき女将が会見を開いていたが
あんな老婦人の号泣を見ても、不思議なほど同情の気持ちが湧かない。
むしろ、当たり前だろ、とすら思ってしまう。
それも、吉兆の客を選別する高飛車商売の噂が有名だったのと
数年前にデパ地下で買った弁当が不味かったせいかも知れない。
この女将は、某狂言師の母親と同じ臭いがする。
若い者には任せてられない、という
本人にしてみれば “善意”、周囲からは老害、という部分で。
老いた母親が頑張る姿は美しいはずなのに、そう見えないのは
その子供たちが、とてもアホウ面をしているから。
おめえ自身が表にでしゃばる前に、我が子の教育をちゃんとしとけよ
と、家庭内しつけに余計なお世話を言いたくなる。
要するに、これらの母親は、自分が育てた子供を
家業を任せるほどには信用できないんだろ?
世間はそんな母親の方が、逆に信用できないんだよな。
だからそういう家族で経営する会社も信用できない、となる。
家族経営というのは、代替わりがキチンとなされている事が鉄則なので
いざという時に古株が出張ってくると
積み木が崩れるように壊れてしまう、という証明になった。
もしかして、この女将が自分で全部罪をかぶるつもりで
社長に就任したのかも知れないが、まず己を知るべきだったな。
やってたセコい偽装の印象を、更に強めるキャラなのに。
以前の私なら、「まあ、安全な食べ物なんてないしー」 と
大らかに構えて、聞き流していた種類のニュースだったけど
毒ギョウザ事件その他が、あまりにも続きすぎ
しかも自分も今までない激しい食中毒で死にかぶった、という
恐怖の体験から、今後はこの手の話題はものすげえ私怨で憎むぞ。
この食の安全が不確かな時代に、「ちゃんとした店も危ないかも」
なんて、途方もない不安に陥らせてくれて
ほんとに何て事をしてくれたんだ、と怒りしかないぜ。
他にもこんな感覚でやってる飲食店は、全部潰れてくれ。
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