凶悪事件が起きる度に、こう思わんか?
「もし自分が関係者だったら、どう報道されるんだろう?」
容疑者の生い立ちから学生時代から、主義、趣味、思考まで
ちょっとでもオタ風味のあるもの、特殊っぽいものは
それが犯行の原因であるかのように晒されて
いかに歪んだ性格であるかを、必死になって証明される。
容疑者に限った事ではない。
被害者側の立場でも、キャラが強烈だと注目をあびる。
自分が考える、“有害” なものを排除したい “正義感” と
“普通” とは違うから、犯罪を起こしたり
事件に巻き込まれたりするんだ、と安心したい
という心理が働くのかも知れない。
この手の “悪役” には、ひと昔前はマンガが槍玉にあげられていたが
最近、特に焦点を当てられる分野は
アニメ、ゲーム、ネット、このあたりである。
何か微妙に進化しているが、中途半端感があるのは否めない。
選択範囲が大雑把すぎるんだよな。
ニュースを見ていて、こういう心配をするのは
人格的にとても怪しいものがある、とわかってはいても
つい、自分の場合はどういうレッテルを貼られるのか
あれこれ分析してしまう。
卒業文集とか、引っ越し時の舞い上がりで全捨てしてしまったんで
何を書いたかも忘れてしまっているが、覚えていたとしても
過去の事は変えられないので、しょうがないとして
問題は今現在の趣味系だ。
部屋にある6~7種類のゲーム機、ダンボール2箱分のゲームソフト
映画を録画したビデオテープ、とことんマイナーなロックCD
化粧品名をビッシリ書いた手帳、工具箱に入ったメイク道具
ボックスにいっぱいの化粧品群、妙に多い文房具類
“ちょっと特殊” と言ったら、このへんぐらいか?
あっ、PCのデータはヤバいよな。
お気に入りに入っているサイトのジャンルは、人に知られたくねえし
それに、このブログの存在も割れる。
てかさ、こんぐらいのブツは、今時誰でも持っているだろう。
面倒くさくなって、逆切れを始めるけど
この程度の事にギャアギャア目くじら立てるって
どんだけ世の中についていけてないんだよ? と、突っ込みたいわ。
TVのコメンテーターとやらも、ネットをまるで裏社会みたいに言ってて
こいつらPCをワープロぐらいにしか、認識していないんじゃねえの?
と、その頭が固いゆえの無知さにウンザリさせられるぜ。
こうやって考えていると、女性より男性の方が、色々と大変じゃねえ?
と言うのも、世の大多数の男性たちは
エロアイテムの隠し場所に苦労しているだろうから。
母親とか奥さんとか、実に目ざといしな。
手に負えないのは、“探す” んじゃなく
“片付け掃除をしていて偶然見つけてくれる”、という善意。
無神経な家族だったら、机の上にバーンと置きなおされて
帰ってきて、ドッヒャー!
その上、それについて一切話題にされない、という針のむしろだし
ヘタすりゃ、無断で捨てられる場合もある。
おまけにエロの存在自体を、マジで嫌悪している女性は
直接、非難を口にする事は少ない傾向がある。
口にする時は、本人を飛び抜かして他の誰かに “相談” する時で
何かもう、どういう恥の上塗りなんだか。
しかもエロのジャンルによっては、いきなり実家へ失踪されるし。
しかしエロ容認の、自称さばけた女性というのも
「気にしないって言ってるじゃないの」 と、公開性を求めて
相当にウザいものがあると思う。
度が過ぎると、観賞会を開催しなきゃならなくなり
隣で妙に冷静に観賞され、重箱突付きなダメ出しまでされたら、
それがAVの演出や、出演者にならまだしも
その作品を選んだ自分の感性への批判なら、まさに立つ瀬がない!
(実に上手い事を言った気分。 ほーっほっほっほ)
第三者の余裕のある意見など、エロには不要。
もう放っといてくれよ! と、さぞかし荒れ狂いたくなるであろう。
って、また突拍子もない方向に話が飛んで
何かもう、まとめる気すら起きないグダグダな展開になったが
万が一の時のために、身辺整理をしとくべきか、諦めるか
これって結構、切実な問題かも知れない。
コメントを残す