手作りキャンドル 初期症状
着色にはクレヨンを使っているけど
これ、匂いがクレヨン臭くて、かなわん。
色は鮮やかで良い感じなんだが。
染料を持ってるならいいけど、ない場合
またロクでもねえ冒険な説を出すけど、化粧品で良い気がする。
使わない口紅とか、チークやアイシャドウ。
油性のものが最適だと思うんで、ちょうど良くねえ?
そう思い立って、作ってみたのが下の写真。
ピンク系のフェイスパウダー小さじ1ぐらいと
ピンクのチューブ入りのリップグロス少々。
燃やして成分的にどうなのか、わからないけど
とりあえず何の支障もない出来上がりである。
調子こいて、コントロールカラ-やパウダーアイブロウも試す。
入れる色物の量が少ないと、色素が沈み、何かもうワヤクチャに。
香りはアロマオイルで付けたけど
8mm × 50mmのロウソク10本に
イランイラン、サンダルウッドじゃ、8滴入れても香らねえ。
触ったら手に匂いが付くのに、火を点けたらまったく匂わないんだよ。
こいつら、結構くどい香りなのに。
アロマオイルは熱で揮発するから
加える時のロウの温度が高すぎた、という失敗ならいいけど
これが量が足りないんだとしたら、手作りキャンドルで一番のネックは
アロマオイルにお金が掛かりすぎる、って事になる。
安い物で代用できないか、模索中。
良い匂いだけど、くっせーーーーー! ってもの、何かないかな。
カレー粉とかコーヒーとか、飯屋じゃねえんだよ、って話だし。
キャンドルの大きさは小さめじゃないと、すんげえ燃え残る。
てか、ロウ、蒸発などせずに溶けるだけのようだ。
よって、こういう風に弁当用アルミカップに入れたりしたら
中央部分のみが溶けてへこむだけ、ってハメになる。
あの普通のロウソクの細長く中央が突起している形状は
考えに考え抜かれた工夫の賜物だと思い知る。
直径がデカいと、溶けたロウでロウソクの火が消えるんだ。
とりあえずもったいないので、溶け残ったロウを再び溶かし
秘伝のエキスのように、新しいロウに加えて、を繰り返していたら
回を重ねるごとに、呪われた最果ての地の泥池のような色に。
でも匂いに支障がないので、これも気にせんならオッケー。
最後に、ロウを溶かした鍋は、洗ったら排水溝が詰まると思う。
ロウはお湯で溶けるんで、パスタを茹でたお湯なんぞを流したら
パイプにこびりついてたロウが再び溶け、再び溶けを繰り返し
終いにゃ、流したお湯が水になる境界線にロウが溜まる気がする。
洗面所で洗おうが、風呂場で洗おうが
ロウはこびりついたら、熱湯か物理的にしか取れないから
使った容器は、拭くだけにしといて
ロウが固まったら、ポリポリ削って落とすしかないぞ。
何度作っても、小汚ねえものしか出来ず
しかも、まるで無臭の単なる光源になってるのは
一体どこに問題があるのか、さっぱりわからない。
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