最も情けない殺人が、無差別通り魔殺人だ。
アメリカの有名どころでは、テキサスの大学の屋上に立てこもり
ライフルで構内の人々を狙い撃った元海兵隊員や
カリフォルニアのマクドナルドでウージーを乱射した事件。
日本では、川俣軍司や深川通り魔事件。
記憶があいまいで、知識に乏しいのは
この類の事件には、認めるべき事項がほとんどないのが常だからである。
事件の概要を流し読みするだけでも、膨大な労力を必要とするほど
ウンザリして集中できない、“つまらん” 内容ばかり。
断言するが、この手の事件を起こすヤツは全員が
責任転嫁、ヒガミ根性、被害妄想の塊である。
信念も主義主張も嗜好もなし。
(もちろん、これらがあっても犯罪は悪い事なのは当たり前なのだが
考慮すべき部分を1個も見い出せないのは、より許せない。)
こんなヤツらの言い分を聞く気にはなれんのだ。
こんなタイプが殺人を犯すとなると、殺す相手が 「誰でもいい」 だ。
何でもかんでも他人のせい、環境のせい、運のせい、といった
自己のなさに加え、あげくが殺人を犯す時も主体性がない。
こう言っちゃ何だが、殺す相手ですら信念を持って選べんなど
情けない以外のなにものでもない。
「どこどこに行って沢山人を殺す」 など
色々決めてるようで、実は何も決めてねえんだよ。
自分の感情で手一杯で後はどうでもいいと、とりあえず暴れる、
それを “流されている” と言うんだ。
その場当たり的な犯行は、ある意味本人の性格通りの的確な自己表現だが
まともな人には、みっともないとしか映らない。
言い分やら感情やらを具現化させた結果がこれ、だと冷静に分析できたら
模倣犯など、もっと見苦しいとわかるはず。
“重大事件” という肩書きは
被害者側のみの立場に立って言われている事で
加害者側は、世間からは “バカ” だとしか評価されていないんだよ。
そこを勘違いするな!
言っとくが、私は考えなしの言動を批判しているが
「よく考えて犯罪を起こせ」 と推奨しているわけではない。
本当に “よく考え” たのなら、犯罪という結果にはならないからだ。
もう、「犯罪者は全員バカ」 で良いんじゃないのか?
これにも、「猟奇殺人者は」 とか、「残虐な事件を起こした人は」 とか
注釈をつけにゃならんのか?
何の理由で、どこまで加害者に気を遣わなければいけないのか
そしてそれがどんな良い結果を生み出してるのか、さっぱりわからない。
コメントを残す