日焼けの害について、あーだこーだ言ってて
じゃあ実際にどの日焼け止めが良いんだ? と、問われたら
男性が使いやすい日焼け止めを、私には答えられない。
だって女性ならメイクが前提だから、クレンジング必須だからである。
顔用とボディ用の2種類の日焼け止めを常備しているし
クレンジングも顔用とボディ用と別々に用意してある。
日焼け止めは、数時間置きの塗り直しが大事だが
それも女性はファンデやパウダーの紫外線カット効果に頼り
メイク直しでしのいでいるので、UV防御環境がまったく異なるのだ。
しかし脅すだけ脅して、化粧品売り場に行きづらい
しかもコスメ知識もない男性に、あの膨大な商品の中で
ゼロから各自選べなど、酷以外の何物でもない。
どうした死ね死ね詐欺かと言われそうだぜ。
でもな、いくら石鹸だけで落ちると銘打ってても
化学シリコンや化学ポリマー不使用の化粧品を使って
普通のお手入れクリームでも、石鹸で落ちない事を知ってしまったので
日焼け止めなど、絶対に石鹸だけでは落ちないと断言できてしまうんだ。
クレンジング必須となると、よっぽどマメな男性以外は
えれえ敷居が高くなるだろう?
そこで紫外線の害と、化粧品の成分が肌に残る害を比べると
どうも日焼けをする方が、後年にひびく害だと思うので
“落としきれないでもしょうがない” を大前提に
それでもなるべく落ちやすいであろう日焼け止めを探してみた。
なお、日焼け止めをクレンジングなしで落とすなど、した事がないので
使用感や落ち具合は、全部机上での “予想” なのをご理解してくれ。
“石鹸で落ちる” の代名詞は、ベビー用である。
容器の裏書きにもそう明記されているものが多い。
私も肌への優しさを求めて、2~3種類使用した事がある。
確かに普通の日焼け止めに比べると、肌の負担はまだ軽いと思う。
しかし、石鹸で落ちるとは到底思えない使い心地だった。
口コミサイトを調べても、石鹸じゃ落ちないという声が多いし
ベビー用は逆に摩擦などに強く作られているという話もある。
ベビー用日焼け止めは、落としやすさで選ぶものではなく肌の負担の軽減
逆に考えれば、落としきれず残った場合の負担も軽いかも
という気持ちで選ぶべきである。
オーガニックコスメは、多分石鹸で落ちると思う。
ただし、匂いがキツくとてもベタつく事が予想されるので
それを覚悟して、テスターで試して買う事をお勧めする。
買いやすい場所は、ソニープラザ、ロフト、ハンズあたり。
で、あれこれ悩んで、ドラッグストアで買いやすい、安価
多分石鹸で落ちる、というのを選び出したら
・ジョンソン&ジョンソン 「ベビーローション UVケア」
SPF15 PA+++ 100ml ¥1000ぐらい
http://johnsons.jp/baby/products/lotion5.html
・ロート製薬 「ママはぐ 日焼け止めミルク」
SPF21 PA++ 100g ¥998
http://www.mamahug.com/products/sun.html
・彩生舎 「アクアUVクリーム 水の彩」
SPF23 PA++ 40g ¥1470
http://www.saiseisha.co.jp/on-line/cosmetics/aqua-uvc.html
この3つあたりが、男性の日常では使いやすいんじゃないかと思った。
上2つはドラッグストア、一番下のは生協の店で買えるはず。
注意点は、落としやすい = 落ちやすい という事。
そもそも日焼け止めは、朝1度塗ったらそれで1日持つわけではない。
特に、落としやすいタイプは紫外線カット数値も低いので
3時間に1度は、上から塗り重ねてほしい。
ベタつきが気になるのなら、塗った上から天花粉!天花粉!
こういうパウダーの詰め替え容器もあるので、持ち歩きできる。
これもドラッグストアで売ってる。
スポンジ内臓なので、フタを開けてそのままポンポンはたくだけ。
スポンジの質は悪いが、携帯に最適である。
・チャスティ 「ポップリタッチ パウダーケース」
4cm × 4cm ¥787
http://www.chomotto.com/goods/4901604438892.html
クレンジングをしてもいい、という男性なら
それこそ使い心地や高UVカット数値で選べる。
平均的に、UVカット数値が高いほど落としにくいものだから。
クレンジングは、濡れてても使えると書いてあるやつが
入浴時に使えてお手軽である。
ポンズやダブ、ビオレなど、有名どころが¥1000円前後であるから。
最後に、あまりよく知らない分野の物を買う時の鉄則を。
最初から “自分に合う” という、最高の物を求めるな!!!!!
日々熱心に研究し、悩んでいる女性たちでも
自分に合う、良いと思える化粧品に出会える事は滅多にないのに
ましてや何の知識もないヤツが、ポッと買って大当たりするわけがねえ。
ダメでも、何がどうダメなのかを考えながら
買ったものを、塗り方などをあれこれ工夫して使え。
完璧な商品などない。
自分の求める条件にも優先順位をつけて
どこを妥協できるかを、折り合いをつけつつ使うのだ。
それでは、男性諸君、くれぐれも紫外線に甘い顔をするなよ。
コメントを残す