ここの商品は安い!
オーガニックコスメNo.1の安さではないだろうか。
でも容器が、とてつもなくチャチい。
トライアルサイズですら、使っていると
容器に印刷された字が溶け落ちてくるんだよ。
・・・と思ってたら、アメリカのメーカーだった。
オーガニックコスメって、ドイツあたりが多くて
ユーロ高で、とんでもねえ値上がりをしてるしな。
どんぐらい安いのかっちゅうと
化粧水が、237mlで ¥2310。
これはオーガニックでは破格。
って、それより、この中途半端な容量の理由が気になるが
ここの商品は、118mlとか59mlとか
全部ヘンな単位で売られていて、とても十進法の国とは思えない。
・・・ガロン・・・?
使ってみたのは、乾燥肌用と敏感肌用のスターターキット。
ここの化粧水も、やっぱり良い香りのただの水。
いや、良い香りかどうかも怪しい商品もある。
ベガコル&アロエシリーズなんて、ガソリンの匂いがするんだよ。
何でガソリン? と、使う度に不思議だったが
微妙に米ぬかの匂いにも近いものがあって
どうも勘違いされやすい体質の材料が潜んでいるようだ。
しかし、ここの商品は強烈な個性を持った物が多く
「おっっっ!!!」 と感動させられた商品もある。
鈍感肌には可もなく不可もなく、のオーガニックコスメで
「これは良い!」 と思わせられる商品があるとは、驚きである。
ベガセルナイトハイドレーターはトライアルサイズで使用。
夜専用の保湿用アイテムで、ジェルタイプ。
以前の食あたりで、顔のお手入れどころか、洗顔も出来ずに
ボロボロになった肌を、1回の使用で治めてくれた。
ババアの肌は、一日が命取り。
ケガをしたら治りが遅く、傷痕は残りの人生のお供。
去年のように、乾燥による皮剥けが起こったが最後
1ヶ月間うろこ人間になるかとビビってたが
これのお陰で、春先の肌状態はごく普通のまま。
いつもあの季節は水不足のダムのようになるのに。
ただし、この商品は乾燥する時期限定。
もんのすげえベタついて伸びも悪く、肌表面はテラテラペカペカ。
顔面クリア塗装人間と呼ばれたくないのなら、塗って人前には出るな。
ちなみに塗った化粧品全部を、枕やシーツ (たまにタンスの角) に
なすりつけて、翌朝カピカピになる寝相の悪い私ですらも
翌朝の肌状態は、しっとり、ところによってベタベタ
というほどの密着力を誇った初のアイテムでもある。
これ、乾燥時期のレスキューアイテムの王!
現品で買った物は、ローザモスクエータのクレンジングクリーム。
クレンジングと銘打ってても、大和撫子のメイクは落とせないぞ。
これは石鹸洗顔と同じ位置付けにあるアイテム。
泡が立たない洗顔料である。
今までも朝の洗顔や、肌が荒れ気味の夜の洗顔では
泡立たない洗顔料を使ってきたのだが、ヌルヌルするものや
突っ張るのに汚れが落ちてる気がしないものが多かった。
泡立たない洗顔自体、慣れないとサッパリはしない。
でも、泡洗顔より格段に肌に刺激がないので
汚れ落ちてるよな? 大丈夫だよな? 信用して良いよな?
と祈る気持ちで使うのがコツ、という微妙なアイテムである。
それがここのは、スッキリする上にサッパリして、かつ突っ張らなく
泡が立たない系の中では、良い使い心地なのである。
ただ、私の愚鈍肌は、唯一アルコールが苦手なので
それがかすかにピリピリすると言う事は、これアルコール強めだな。
ベガセルの方は、ピリピリ感がないので多分アルコールなし。
だが、ガソリン臭い、と。
最後が、ローザモスクエータ ハンド&ボディローション。
ボディ用乳液、といったアイテム。
塗り方でムラになるほど伸びは悪いし、保湿力もイマイチ。
だがしかし、匂いの効果がものすごい!
最初に塗った時にいつもの、くっさーーーーーーーーー! だったが
これを手に塗ってると、気持ちが落ち着く事に気付いた。
今までアロマとかで効果を感じた事がなかったが
寝る前にこの匂いを嗅ぐと、眠くなるのだ。
スターターキットの袋をスーハースーハーやって
知らない人が見たら、シンナー小僧だと思われそうな使い方をした。
だけどこれ、237mlで¥3045.
しかも開封後、3ヶ月以内に使い切らなければならない。
こんな保湿力が弱いものを、匂いだけで買ってどうなのか、と
非常に悩んだあげく、現品で買ってしもうた。
ところが、スターターキットと匂いが違う!!!
ロットによって差があるんか、スターターのが劣化してたんか
いずれにしても、「騙された」 と言いたくなるほどの違い。
おまけに、夜塗って寝ても、翌朝の手に香りが残るほどの持続効果。
昼間ハンドクリーム代わりに使うと、他の香水が使えない。
友人からも、「何の匂い?」 と聞かれるほど強い匂いだからだ。
しかもポンプ式の容器は、使っていく内にベコベコへこんでいく。
時々フタを開けて空気を入れないと、クリームが出なくなる。
空気による劣化を防ぎたいのかわからんが
このズサン設計が、さすがアメリカ、と思わせる。
ちなみに、使い続けて1ヶ月半ぐらいで
あのサンプルの匂いと同じになってきた。
やっぱこれはちょっと劣化したぐらいが、最高に良い匂いなんだな・・・。
右がクレンジングクリーム、左がハンド&ボディローション。
ローザモスクエーターシリーズは他にもアイテムがあるが
このボディローションとヘアトリートメントだけは別格で
もんのすげえ良い匂いなんだ。
でも、GPBヘアコンディショナーも良い匂いで
237ml ¥1785 と、ローザより安いので
ヘアトリートメントはGPBを現品購入した。
どっちとも、あんだんてのトリートメントより保湿力があるんで
あんだんてのシャンプーの後に使うつもりでいる。
ちなみに、ローザシリーズのヘアトリートメントの正式名称は
ローザモスクエータヘアコンディショニングクリーム
118ml ¥1995
オーブリーのは、どれも容器が絶対に使いにくい気がする。
トライアルサイズでも、中身が出なくて苦労させられたもん。
それと、こういう推測をしていいんかわからんが
ここの製品、オーガニックメーカー特有の不愉快な使用感がない。
もちろんオーガニック製法の成分を主体に使っているだろうけど
その他の添加物とか、絶対に入ってる気がする使い心地。
それが何かはわからないけど、何となく。 単なる邪推。
こだわる人は、よく調べて使用した方がいいと思う。
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