今年は6月まで、寒い寒い言ってコタツに入っていたのに
いきなり暑くなって、しかも猛暑。
いつもの夏なら、冷房の利いた部屋の窓から外を歩く人々を見下ろして
「ふははははは 愚民ども、暑いかーーー」 と、高笑いをしていたのに
今年は 「おめえら、何でそんなに元気があるんだよーーー」
と、とことん弱気なヘロヘロ具合である。
私は (私の性格にしては) こまめに家事をする方だが
期待を裏切らず、やはり家事が嫌いなので
「何故このわたくしが、このような下々のする事を
しなきゃならないのかしら?」
とか、没落貴族ごっこを脳内で公演しながら、気を紛らわせつつ
せっせと動くのが日課なのだが、ここ数日は
「拭いたり磨いたりラジバンダリ」「擦ったり洗ったりラジバンダリ」
と、エンドレスで脳内繰り返しをしている自分に気付き
気象も異常かも知れんが、自分も異常だ、と愕然とした。
(夕べ久しぶりにTVでラジバンダリを観て嬉しかったりラジバンダリ)
(本人の嗜好に関わらず、頭から離れない言葉とか音楽ってあるよな)
兄も電話をしてきて、「そっちは涼しいだろう!」 などと
わけのわからん八つ当たりを唐突にしてくれて
「コンクリートジャングルは暑いんだよ!」 と、反論したら
「それでも熊本よりはマシなはずだ!」 と
兄妹間で、どっちがより大変かと不幸合戦をする幼稚さ。
暑さでお互いにどっかのネジが外れたとみえる。
しかしあの、どんなに無用でも街に繰り出す兄が
「よほどの理由がない限り、外には出らん」 と言っていたので
現在の熊本はさぞかし釜茹で地獄なのだろう。
熊本は祭が終る9月の15日までは、暑さが絶好調という
夏の長さなので、「あと2ヶ月もこの暑さなら俺は死ぬ!」 と
ビビる兄の気持ちも、よーーーーーくわかる。
うちら兄妹は、生粋の熊本人ではないので、あの暑さには慣れないのだ。
(“くま ほんにん” と読むな。 “くまもと じん” だ。)
こんな暑さの中、日焼け止めは欠かせないのだが
何と、腕がかぶれてしまった!!!!!
原因は日焼け止めかクレンジングのどっちかなのだが
当たらず触らずでいれば、治りも早かったものを
寝ている時に無意識に掻きむしってしまい
朝起きたら腕と爪が血まみれで、傷が化膿っぽくなってしまい
もうほんとに、なんてこったい!!!!!!
傷の上に日焼け止めは塗れないし、傷自体が汚いし
包帯を巻くのも、場所が場所ゆえにアームカッターだと思われそうだし
迷った末に、とうとうUVカット仕様の長袖の黒パーカーを着るハメに。
痩せた腕が隠せるのは良いんだが、これがもう見ているだけで暑苦しくて
通りすがりの皆様、マジですいません、と萎縮せざるを得ない。
んで、着ている本人も本当に暑い!!!
長袖・帽子・サングラスの汁ダクなババアで、見苦しい見苦しい。
しかもやっと傷がふさがったと思えば
皮膚細胞が既に色素沈着を始めているようで
こんな目立つところにシミができるんかよっ、とガクブル。
美白化粧品を塗りたいが、まだ皮膚が安定していないし
そもそも美白、効かないし、どうすりゃいいのか悩ましい。
ちなみに、私の持っているUVカット仕様のシャツは
数年前のもので、出自も定かではないが
この炎天下に日焼け止めなしでそれを着ていて
まだ日焼けをした気配がない。
日焼け止めによっては、きちんと塗っても薄っすら焼けたりするのに
やはり物理的防御の方が有効という事かも知れない。
ここで日焼け止めだけで外出して、傷がシミにならない保証がないので
今年の夏はずっと長袖か? と思うと、本当に本当に億劫になる。
バテてかぶれて猛暑など、悪条件すぎる!
何か罪を犯して、ハチが当たってる真っ最中なんだろうか・・・?
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