当たり前だが、キャンドルは燃え残る。
その姿は、芯だけ燃えてあと全残り、って量で。
何か、あまりにも刹那的で、いわゆる “もったいない” ので
燃え残ったロウを再び溶かし固めて、何回使えるかを試してみた。
1回目は、火が点いてる真っ最中に
溶けたロウをつまようしで寄せ集めて、塔化し
そこにつまようじで穴を開け、芯をブッ挿し、再び点火
というのを繰り返していたら、3回目ぐらいでロウが泡っぽくなり断念。
この間、匂いに変化はなし。
この作業で、キャンドルの芯を割り箸で固定するなどという
クソ面倒くせえ事をせんでも、固まりかけの時に
つまようじで穴を開けて芯を挿せば良いんじゃん、と発見!
以後のキャンドル作りが非常にラクになるという、ありがたい副産物付き。
これは、ピンクとブルーとイエローという、どういう戦隊物かという
各単色のキャンドルの燃え残りを、全部同じ鍋にブチ込んで
溶かして固めたやつの、更に燃え残り。
いや、燃やす前に写真を撮るのを忘れてたんだ。
燃やしては固め、また燃やしては固め、を繰り返していたら
5回目を超えたあたりで、固めている最中に色が自然に分離してきた。
燃やすと、少し泡が出てきた。
固まりも遅くなったし、逆に溶けにくくなったりして
そろそろロウがヘタってきたかな、という印象。
これは12~3回目かな。
記憶力に欠陥があるのに、回数を暗記などしようとするから
せっかくの実験も台無しになってきつつある。
何回繰り替えす事ができるか? という命題なのにーーー。
つまようじで開ける前に、固まりかけで穴が開くようになった。
どうもロウの凝縮力が増しているようで、固まると以前より硬い。
耐火性まで出てきたんか、溶け方も明らかに遅い。
もしかしてロウの何かの成分がなくなってきてるんか?
これは、いい加減この実験に飽きてきて
このキャンドルの扱いがぞんざいになってきた証拠写真。
まだロウが熱い時に、型紙を剥がして置いておいたら
地球の引力が作用してしまったようだ。
15回は過ぎているはず。
香りだけはないとあまりにも無意味なので、弱いと感じたら
鍋で溶かし直す時に、アロマオイルを2滴ぐらい足しているけど
色や新しいロウは一切足していない。
燃えている時に、やはりロウ自体は蒸発していない気がする。
確かに新容器に移したら、量が減っているのだが
溶かし直す際に、鍋にくっついて残った分レベルだからである。
ロウのリサイクルは、結構半永久的かも。
何ヶ月も繰り返し使ってて、ロウの機能自体は衰えないけど
色素の混合でどんどんドドメ色になっていき
止めどころがわからず嫌気が刺し、全部を混ぜて作ったのが、これ。
縦横4cm × 5cm 高さ7cmの巨大キャンドル。
もう、これを溶かしたら捨てて良いよな?
余談だが、100均でジェルキャンドルを発見。
これを溶かしてジェルキャンドルを! と買ったが
よく考えると、この既製品以上にキレイなブツを作れる自信がなし。
大人しく本来の使用法をしとこう、と火を点けたが
まっっったく匂いがしねえ!!!!!
それどころか、部屋を出て戻ってきたら
ビニールが焼けるような妙な異物臭が!
さっきっから、目がシパシパする気がしてたのはこれかい!!!
と、慌てて成分表を確認したら、メイドインチャイナ・・・。
ジェルキャンドル発見に舞い上がって、確認を怠ったよ・・・。
これ、溶かしてもヤバいよな。
さすがと言うか何というか、中国製、ある意味むっちゃ安定した品質だよ。
どこの位置で安定しているのかはさて置いてさ。
奥の緑のを燃やしていた。
3個も買っちゃって、もう・・・。
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