三浦元社長死亡

注: この記事は、すべて私が勝手に推理している説で
   何の確証もない内容である事を、最初に宣言します。
   「私は ~ 思う」 とかを省いて断定文になっているのは
   キーを打つのが面倒くさいという、ただ1点のみの理由で
   書いている私も 「どうだかなー」 と思いつつ
   私の見聞きした狭い世界の中で持った考えを
   そのまま言いたい放題した事も、ここに認めます。
   
   何かダラダラと言い訳の前置きが長いのは
   自分でも自分の偏見に不安を持ってるからなのだ・・・。

三浦元社長は自殺である。
何故ならば、コンビニで万引きをしたからである。

ロスの銃撃事件の詳細は、よく覚えていないけど
その後、殴打事件や知人女性の死、何度かの再婚離婚まで
マスコミが追い回したのは、やはり私が感じた違和感を
多くの人が同様に感じていたいからであろう。

「何だかヘン」
これを私は、三浦社長が虚言癖があるからだと思った。

私の経験上、虚言癖を持つ人には共通点がある。
深く物事を考えず、自分を守る気持ちが大きい性格。
そしてそれを見逃してもらえる環境にいた事。

嘘を付かない一番の理由は、嘘がバレた後の事を考えるからである。
それを考えないのは、本人の性格が基本プラス思考である事に加え
周囲が嘘を付く行為をとがめなかったのが大きな要因であろう。

大抵の嘘は、自分を守るための行為だが
嘘の鎧はもろい事を、人は人生のどこかで思い知る。
しかしその鎧がハリボテなのを、巧妙に隠せる人もいて
そういう人の付く嘘に出会ったら、最初はつい騙されてしまう。

だけど段々 「何かヘンだな」 と思い始め
その人が言っている事を嘘だと仮定すれば
すべてのつじつまが合う事に気付いたら
それを追求せずに距離を置くようになる。
生温かい眼差しと、静かなフェイドアウト。

これを、嘘を付いた本人は 「許されている」 と勘違いし
自分を守る手段を、嘘の技術だけに頼るようになる。
こうやって、虚言癖は増長されていく。

罪悪感はないのか? という疑問が湧くだろうが
こういうタイプは、自分を守るという大義名分があるならば
自分自身にも、知らず知らずに嘘を付けるのだ。

万引きを繰り返す人の中には
“盗癖” という精神的病いの場合もいるらしい。
老年になると万引きを始める人もいて
その場合は、脳の老化によって
モラルを司る部分が、特に衰えるせいだという説がある。

この手の年寄りで、外面がとても良い人は
日常的に嘘を付く癖がある、と見ている。

外面が良い人は、自分を守る事にこだわっていて
手段はどうあれ自分を守るのは許される、と思い込んでいるので
老化によって出現した盗癖も、嘘で切り抜けようとするのだ。

と言うか、もうはっきり言うと、虚言癖がある人は盗癖もあると思う。
そこまではなかった人も、本当に切羽詰まった状況になったり
老いによって倫理のタガがユルくなったりしたら
盗癖が出やすいのではないか、と睨んでいる。

よって私は、三浦元社長がコンビニで万引きをした時に
彼には虚言癖がある、と判断した。

では、家族は騙されていたのか?
普通に会話が出来る相手を、精神病だとは疑わないし
誰しも自分の家族は、無条件に信じるので
他人ならかなりおかしいと思うような言動でも
すんなり受け入れてしまう。

また、そういう人を作るような素地があった家庭で
夫や妻は全騙されするような人だから、家族になれるのであろう。

では、三浦元社長の自殺の原因は?
ウツのようなものだと思う。
老人性か、拘留による発症か、またその両方なのかはわからない。

ウツ “のようなもの” と書いたのは
精神疾患に詳しくないからである。
気分の上下が激しい病気もあるらしいし
ウツでも治りかけて、未来への希望を口にしていても
次の瞬間に自殺をする事も多いと聞いた事があるからである。

何かを予定しているから、それが終って・・・
などと考えても、通常は分別を取り戻して自殺を思いとどまるのだが
真に混迷していると、何もかもどうでもよくなる無気力さに
あらがう事が出来ない瞬間があるような気がする。

三浦元社長は、自分にも周囲にも嘘を付いていて
それが彼にとって、ごく自然な思考パターンだったのだろう。
嘘を本当に変える努力が、彼の原動力だったと思える。

しかし自分でも気付かなかった何らかの落ち込みによって
ほんの一瞬、そのエネルギーが揺らいだ時
選択したのが、自らの手による終焉だったのかも知れない。

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