店頭の宣伝文句には、歯科医が研究考案した
何かえれえな性能の歯磨きで、歯が真っ白になるよ、と。
この商品の隣に、新庄元野球選手の満面の笑み画像が載ってる広告の
ホワイトニング美容液みたいな歯磨きもあったんだけど
歯医者さん曰く、あまりに歯を白くするのも歯の健康に悪い
って事で、何となく腰が引けたんで、地味なこっちを購入。
28g えーと確か3800円ぐらい?
薄白透明のジェルで、無味無臭、泡立ちゼロ。
これで2~3分磨けば、汚れもヤニもステインも落ちて真っ白になって
歯周病予防、口臭予防の効果もあるんだとさ。
これでここ1週間、モソモソ歯を磨いているんだが
単なる汚れ落とし用のせいか、何の変化も感じられない。
人間の部品は、基本的に本来の色から買える事は出来ないもんな。
記憶をたどると、こういうのに何度も失望してきたもんだ。
肌も歯も、手軽に家で出来るホワイトニングにロクなものはねえ。
まあ、買ったこれは、確かに汚れ落ちは良いような雰囲気だけど
無味無臭の歯磨きで口内をせせりくり回していると、気分が悪くなる。
歯磨きのミント味、あれは神だぜ!
友人が、「歯磨きだけは良いのを使いたいと思って」 と
十数年アパタイト入りの3000円台の歯磨きを使用しているんだと。
アパタイトは私も富豪時代に2年ぐらい使ってみたけど
何の意味もわからずやめた経緯がある。
友人に何か違いはあったか? と訊くと
「ん~~~・・・
でも、“ミクロ” で何かしてくれてるんでしょ?
ミクロの世界なんて見えないじゃん。
きっと何かやってはくれてるんじゃない?」
との返事に、目からウロコだった。
そうだよな!!!
確認できたらミクロじゃねえもんな!
感動しまくった後に、ふと思う。
チリも積もれば山となる って言うけど
実際のチリって、結構簡単に山積みになるよな。
ミクロ、どんだけやったら目に見える効果を表現してくれるんだ?
てか、十数年使っても、まだ違いがわからないなんて
効果が視認できる頃には死んでるんじゃ・・・?
グダグダと考えてみたが、科学の世界はよくわからん。
アパタイトもきっと、物陰で何かの仕事をこなしてくれてはいるんだろう。
使わないより良い、ってやつなんかな。
人間は、とりあえず日々の歯磨き法に気を遣って
一発逆転は歯医者さんに任せた方が吉と見た。
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