小さな王様と約束の国 解説編

このゲームは、Wiiウェアの配信ソフトで
シミュレーションゲームである。

1500Wiiポイント (1Wiiポイント1円) で購入できるけど
他に配信されるダンジョンや設備があるので
今んところ、コスプレアイテム以外の物を全購入すると
2000Wiiポイントになる。

コスプレアイテムは好みで良いけれど
他の設備系は、本作のダンジョンを5個ぐらいクリアして
続けて遊ぶ気になったら、さっさと購入した方が良い。
人間以外の種族の家は、第1章で建てられるようになるから
冒険者に他種族を入れたいなら、他種族の家購入は必須だからだ。

全体で4章あり、国の周囲にダンジョンの数が30個以上あるけど
プレイヤーは一切国の外には出られない。
国の王様となり、冒険者を任命しダンジョン攻略に行かせる。

冒険者たちが、王様の出す “おふれ” を見て志願し
お店で装備や技を買い、酒場が建ったらそこでパーティーを組み
ダンジョンへ出かけて行くのだ。

冒険者はダンジョンで経験値を稼ぎ、アイテムを拾い
建築に必要な “精霊力” を取ってくる。

冒険者が出かける時は言葉をかけ、帰ってきた時も言葉をかける。
お話アイコンが出ている国民にも話しかける。
そうすると “幸せゲージ” というのが蓄積され、幸せ玉になる。
この幸せ玉の役目は2つ。
・ 国のLVUPに使える。
・ 国民に幸せをふりまいて、家族仲を良くする。

幸せ玉がある状態で、“国民に幸せをふりまく” というのをすると
一定時間、幸せふりまき状態になる。
その時に冒険者に話しかけると、ランダムでステータスが上がり
ダンジョン攻略に有利になる。

幸せふりまき状態で国民に話しかけると、その国民の家族仲が良くなる。
家庭円満になった家を訪問すると、たまにメダルが貰える。
このメダルの種類は、その家の立地条件に左右される。
メダルは、おふれを達成した冒険者に授与する事ができ
冒険者のステータスや行動の調整に役立つのである。

冒険者たちがダンジョンで戦っている間
王様は家を建てたり、お話アイコンが出ている国民を追い回して話をしたり
ケガ欠勤の冒険者の家にお見舞いに行ったり
お店や魔法屋の研究に投資したりして過ごす。

冒険者たちの動向は、翌日の朝に見られる報告書で知る事ができる。
朝は執務があり、この報告書チェックやおふれ選びをするのだ。

毎日がこの繰り返しで、十字スティックとABボタンしか使わないんだけど
このゲームは決して、まったり系ではない。
一日がとても短く、何をするにもとにかく一刻を争うので
四六時中ガーーーーーッと走りまくり、その勢いでAボタン連打。
国民が何を言ってるのか、読んじゃいねえ。

ただ、朝の報告書だけは入念に読む必要がある。
ダンジョン攻略が進まない時は、ムチャなおふれを出している。
特に開発アイテム取得での無謀な支持とか、よくやるはず。

報告書は結構細かく書かれているけど
その日に出された報告書は、その日一日しか読めないので
ちゃんと読んでいないと、冒険者が見知らぬアイテムを持っていても
それがいつどこのダンジョンで入手されたのか、わからなくなるぞ。

他にもこまごまとした作業はあるけど
基本は町の整備と、幸せ玉の取得である。

この町の建物配置に一番悩むのだが、それは次回に書くとして
冒険者任命で、失敗しやすいポイントを。

冒険者の数は最大16人まで増やせるけど
一旦任命した冒険者を解雇する事はできない。
よって他種族を冒険者にさせたい場合は
他種族の家を建てられるようになるまで
冒険者の空きを確保しておくこと。
なお、他種族は3種類あり、転職はできない。

冒険者データは2周目に引き継がれるので
周を重ねるごとに強くなっていくらしい。
任命してダンジョンに行く時に、前データが発動するそうなので
ステータス最高値を目指すなら、名前と職種をメモしておく必要がある。

授与するメダルは、ステータスUP系は重ねられるけど
性格や好み変化は上書きになる。

その冒険者がおふれ達成が出来るかどうかは運で
パーティーを組んでいた場合、メダルはリーダーにしか与えられない。
そう気軽にコロコロ変えられないものだと覚悟しておくように。

武器のアックスは、“メッタ斬り” というのがあって
それは敵味方問わず、自分以外の誰かに攻撃を3回するという
諸刃の剣な技である。
これをさせたくないのなら、3軒目の武器屋を建てないように。

アックスは3軒目の武器屋で売られ
冒険者は、とにかくお金がなくなるまで買い物をしまくるから
アックスを買ったら、次はアックス技を絶対に買う。
それを阻止するためには、戦士に “ソード好き”“ハンマー好き”
“ダガー好き” のいずれかのメダルを与えなければならない。
何か、大変でムダだろ?

冒険者は、買えるだけ買って使うのは一番強い装備
という、すげえ浪費をしまくってくれる。
マイナス数値がついてる装備でも、平気で愛用するんだ。

これをさせないためには、武器屋と防具屋を人通りが多い場所に置く。
ほこらを近所に建てると、属性装備が売られるらしいけど
多分こいつらは、敵属性も考慮せずに装備するから
装備品にいたらん要素を付けるのは、危険を伴うと思う。

色々考えずに適当にやってもクリアできるけど
やはりこの手のゲームは、あれこれ悩んでこそやりつくせると思う。

やってて、国の発展を願っているのって自分ひとりじゃねえ?
おめえらもっと協力できる事はねえんかよ!
と、腹立たしくなる時もあるけど、トップってのはこういうもんかもな。
ちょっとだけ、政治家の気持ちもわかるゲームだ。

のんびりプレイしたい人には向いていない。
もちろん私も向いていないが、結構ハマるのが不思議。

関連記事: カテゴリー “ゲーム” にある他記事

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です