中年男性の格好良さ

我々ババアが、必死こいて外見維持に奔走しているというに
オヤジどもは、のびのびと心おきなく汚くなっている。
(不思議だが、“ババア” と “ジジイ” は
 ペアじゃない印象なんだな。
 ジジイは本当に 「高齢者ーーーっ!」 というイメージだが
 ババアはヘタすりゃ20代後半から当てはまる。
 “ババア” という言葉には、年齢以外の要素が
 ギッシリと含まれていると思う。)

昔の知人などに会うと、“老けた” はお互い様。
それでも女性は、各々気を遣っている老け方をしてるんだが
男性はもう野放し状態やりたい放題で
ほんと “時” ってのは人類の味方ではない、と思い知らされる。

再会での失望感は、男性に対しての方が多い。
昔あんだけ爽やかだったのに、そっち方向に流れたか・・・
などとガックリする事ばかりである。

有名人でも美容関係職でもない一般人の男性は
外見の美に気を遣う事は、あまりないのであろう
遠慮なく汚くなってくれる。

女性と違って男性は、外見の美など飯の種にはならんし
男子たるもの外見を気にするなど軟弱、という洗脳がなされているので
とことん放置で、何十年も過ごしている人が多いと思う。
それを、中年になったら汚物扱いされたあげくに
今更 「外見を小奇麗にしろ」 などと言われても
何をどうすりゃ良いのか、さっぱりだよな。

だが、ほとんどの男性がそうである。
美容を知っている男性は、別格という扱いで置いておけ。
そんなヤツは、まだ今の中年にはそんなにいない。
つまり立ち位置は全員同じって事。
これは、気付いた者だけが抜きんでる事が出来るラッキーチャンス!

いいか、中年男性の “格好良い” のコツを教えるぞ。
しかもたった1行でだ。

 痩 せ て い る

男性は歳を取れば取るほど、痩せているだけで
“格好良い” 系に属する事が可能になるのだ。

若い頃は顔の作りや体格で、確かに差が付いた。
しかし努力しないヤツは、同じようにくすんでいく。

顔など、紫外線カットもしていないので
シミだらけ、シワだらけ、毛穴開きまくりの皮脂噴出で汁ダク。
そこに、ハゲーの、太りーの、加齢臭で臭いーの
こうなったら、顔の造形など些細な問題でしかないだろ?
(何かとんでもなくヒドい罵倒をしているが)

もちろん、太っていても “恰幅が良い” と評価されて
格好良い扱いをされる男性はいる。
しかしそれは太めが天職の、ごく限られた個性である。
大抵の人は、だらしなく太りちらかす。

誰もがダルダルと肥え太るからこそ
痩せるだけで頭ひとつリードできるのだ。
食事に気を遣えば、皮脂も加齢臭も減るしな。

痩せるのは、それはそれで大変だろうけど
女性の美容に比べたら、まだラクだぞ。
何せ女性は、痩身だけじゃ済ませてもらえないからな。

とにかく、中年男性の格好良いの基準は
痩せているか痩せていないかが、まず先に来る。
これが私の説である。

Comments

“中年男性の格好良さ” への2件のフィードバック

  1. 奈々のアバター
    奈々

    スク水のキャラはカッコイイって事ですね
    分かります

    さて、新作購入しにぃくかに

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    そう!
    まさにそれを言いたかったんだよ
    何だよ1行で済む話じゃん
    よくぞ要約してくれたなありがとう

    って、違ーーーーーーーーーう!!!

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