辞書で検索しても出なかった、このパンデミックという単語は
伝染病が世界的に大量感染する事を意味するらしい。
日本語では、感染爆発というボンバーな言い方をするんだと。
最近、やたらパンデミックをあおるTV番組が増えた。
北京オリンピック前に中国で、鳥インフルエンザの人感染が噂されてたのに
何を今頃やっとんのかいな? と、その時差をうさんくさく思っていたら
どうも、「感染列島」 という邦画の宣伝が絡んでいるような気がする。
利権がないと報道しない姿勢には、ほんと呆れる。
さて、感染しちゃって軽く死ねる状態の私だが、日々は待ってはくれずで
帽子マスクマフラー手袋の完全防備で、他人様に菌をうつさないよう
コソコソしつつも急いで、と外では忍者仕様を心掛けている。
そんで、咳は腹筋の力の限り我慢し
マスクの下では、鼻の穴にティッシュを詰め
ここまですると窒息寸前なんだが
その前に咳の我慢で目の血管が切れそうで恐い。
痛いんだよ、目の周りが。
自分がこんなに気を遣っているから、ってわけではないが
人ごみで無防備に咳やくしゃみをする人を見ると、とてもイラ立つ。
何故なら、そういうヤツに限ってマスクをしていないのだ。
風邪の上書きは勘弁なので、ゴホゴホ言ってるヤツの
感染範囲には入らないよう、極力避けてはいるが
いまやマスクは、マナーレベルにまで登りつめていないか?
咳が出るのなら、なおさら。
咳1発で、30m範囲に菌が飛ぶという。
マスクは菌の飛散を阻止するもので、感染を防御するものではない。
だから感染者がマスクをしないと意味がないのである。
しかし感染を阻止できるマスクが市販された。
医療用と同じもので、N95という種類。
これ、買いに行ったら700円近くする。
これを隙間なくビッチリ装着せねばならず、とても息苦しいらしい。
とりあえず1個買ってきたけど、まだ使っていない。
花粉症の影響もあり、今ではマスクは皆普通に着けている。
皆で着けていれば、菌のやり取りも減るというものだが
私の行動範囲で、平均的にマスクを着けない人種がいる。
それは子供。 特に幼児。
マスクをしている幼児をほとんど見かけないのだ。
親はマスクをしているのに、子供は着けておらず
しかもゲホゲホ言っている。
子供だから手で覆う事もせず、咳飛ばし放題。
親に手を引かれながら、かなり辛そうな咳をしつつ歩いているのだ。
これはアリなのか?
幼児だから、マスクを嫌がるのであろうが
本人のためにも、マスクを着けさせた方が良いんじゃないのか?
風邪を引いている人は、大抵が自分の子供がもらってきたと言う。
「園で流行っている」「学校で流行っている」
このセリフを3人に2人は言うので
子供にこそ、予防と防御を徹底させるべきだと思うのだが。
不安をあおるパンデミック番組も効果なしだな、と
街行くノーマスクの咳き込み人を見て思う。
今年の冬は、ひたすらマスクで通そうかと思っている私は
もしかしたら、ただひとり洗脳されているアホウかも知れない。
ケッと思いつつ観ていたのになあ。
コメントを残す