今頃になって何を? 良い情報は出し惜しみかよ、と怒られそうだが
おとといの人生相談の自分の回答が、どうもしっくりこなかったところに
コメントで褒められて、おだてられて木のとっぺんに登った豚のごとく
過去の恋愛関係の記憶を掘り出してて、ある事実に気付いたんだよー。
もう、獲れたてホヤホヤ。
ほんと、何で今まで気付かなかったか不思議でならないが
恋愛ジャンルに関しては、苦手意識で深く考えなかったんだろうな。
でも、今後恋人が欲しいヤツの有効な手段になると思うんで
隠遁した私の代わりに、頑張って活かしてくれ。
<ケース1>
友人の恋人を奪うヤツっているだろ。
私の周囲でも、クラス内とか仲間内で
盗った盗られたで大モメする事が度々あった。
その時の盗り主の、そうなってしまった “事情” とやらが
こぞって 「相談にのってもらってて、つい・・・」 だった。
<ケース2>
恋人がとぎれないタイプのヤツがいるが
私の知ってるそういうヤツの多くは、現恋人と別れた理由が
「他に好きな人ができた」 だった。
そんでそいつは別れてすぐ、その “別の好きな人” と
付き合い始めるんで、永遠にロスタイムがないんだ。
ケース2は、恋人と2股の浮気の結果だと思っていたんで
1と2を別個に分類していたんだが、これを繋げて考えると
もしかしてケース2では、恋人と上手くいかなくなった相談を
他の異性にしていて恋愛感情が芽生えた、というパターンが
多いんじゃないか? という推測が浮かび上がるんだ。
うがった見方をすれば、現恋人に嫌気が差してきたら
目ぼしい相手に “相談” を持ちかけて、乗り換えてるのかも。
つまり、恋人関係になれる手段として
相談ってのは、とても効果的なんじゃないかと!
相談ってさ、やり方によっては
女性の場合は弱々しい自分をアピールして、男性の保護心をそそれるし
男性は、不遇な境遇で可哀想、と女性の母性本能をくすぐる。
どっちも 「自分が支えてあげないと」 と、なるんじゃねえ?
で、何度も相談にのってもらってると、接触の機会も増えて
頼られているという自尊心や、秘密の共有による一体感から
愛情が芽生える確率が上がるんじゃないだろうか。
ただし、これが通用しない人種もいる。
私の場合、相談はグチや世間話とは違い
本当にヒントが欲しい時にするものだと思っているから
全力で答え答えられ、を望んでいるので
そんな切羽詰まった真っ最中に、愛だ恋だなどの余裕などない。
こんな性格が災いした出来事がある。
「進路で悩んでいる」 というヤツがうちに来た事があった。
こっちがあれこれ提案進言しても、煮え切らない態度で
こいつは相談に来てるのに、何で人の話を考慮しようとしないんだ?
私の言う事が的外れで、まったく参考にならないからか?
と、激しく悩んで、自分の不甲斐なさを責めたりしていたけど
ほとほと疲れ果てたんで、「もう帰って」 と言った。
夜の9時頃来て、既に夜中の1時過ぎになってたんだよ。
真面目にあれこれディスカッションしてるのなら
何時間だろうが付き合うんだけど
あーとかうーとかしか反応せず、ロクに考えてないそぶりのヤツと
これ以上話し合ってもムダに思えたんでな。
すると数日後に、そいつの友人から
「おまえ、あいつをフッたんだって?」 と言われた。
「何? それ。 私ちゃんと相談にのったよ?」 と答えたけど
内心では、はあ? 私、あんだけ真剣に考えたのに
そこまで文句を言われるなんて、とショックだった。
フラれた = つまらん答しか言われなかった
って意味だと解釈して、落ち込んださ。
だけどこれ、上の説から考えると
そいつの反応も、友人のわけわからんからかいも
すべて説明がつくんだよな。
そいつは相談を口実に、モーションをかけに来たんじゃないのか?
通りで肝心の進路については上の空だったわけだ。
こっちは相手のそんな思惑には気付かず
相談内容のみを重視して、あげくがイライラして
「真面目に考えてんの?」「自分の事だろ?」 と
終いにゃ、かなり厳しく叱咤してしまったんだよな・・・。
あれで、こいつはダメだ、と見切られたんかどうなんだか。
母性が微塵もないのが敗因かも知れんけど
相談で恋愛スイッチを入れるなんて、高度な技術は持ってねえんだよ。
ほんと、ストレートに来てくれたら
こっちも考えんでもなかったのに、と口惜しや。
今頃になって気付いたって遅すぎるがな!!!
しかし相手を見て作戦を練れよ。
本当に好きなら、相手をよく見るはずだし
私はそういう性格だとわかるはずだろ。
答が出た今でも改めて、私の厚意が裏切られた気分で腹が立つぜ。
恋愛の駆け引きって、時に相手の好意を利用する場合もあるよな。
だから気に食わないんだ。
と、私特有の恨み言は別にして
相談、取っ掛かりにはものすごく良い方法だと思う。
相手の親切を無にしない程度に、取り入れてみたらどうだ?
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