TVの度重なるパンデミック特集にまんまと洗脳され
今年の冬は、外では一瞬もマスクを外さない! と決意したわけだが
そうすると、マスクをしている時のメイクが困る。
マスクにファンデーションが移るのだ。
過去のマスクメイクなら、普通に厚化粧をしても良かった。
汚れたら捨てれば良いだけだ。
しかし今年はN95なのだ!!!!!
て言うか、どんなマスクだろうが
本来は使い捨てにするべきものなのだろうが
現在は私の守備範囲のマスク売り場は、どこも品切れ状態だし
このマスク、1枚600円以上するんだよ。
顔に千円札を貼り付けてるも同然で
それにファンデが付いたからといって、使い捨てには出来ないだろ。
せめて表面が汚れるまでは使い続けにゃ、財政が持たんぜ。
そこで、マスクから出る部分だけをメイクする事にした。
マスクで紫外線が防げるのかはわからんが
そこは勝負っちゅう事で、日焼け止めもマスク外にだけ塗る。
予想外の誤算が、ババアの悲しい習性で
一旦メイクボックスを開けたら、とことん塗り重ねに走ってしまう事。
マスク内は、千円札! の呪文で、かろうじてブレーキを掛けられるが
そのストップの発散が、マスク外の部分に全部のしかかり
いつも以上の重ね塗りをしてしまうのだ。
顔面半ドーナツの厚化粧にマスクをすると
我ながら、口裂け女を思い出してならん。
それでもマスク顔は、隠れる面積が多いので
(いつもよりは)“キレイなお姉さん” に変身している (と思う)。
それで無事故で終われば、万事めでたしめでたしなんだが
そうは問屋が卸さないのが世の常。
ちゅうか、私の対応策はいつもどっかに穴があるとしか思えない。
外で飲食をする時を何故考えない?
パッと見、わからないだろうと、己の厚化粧をあなどっていたら
逆泥棒ーーーwww とか言われて大爆笑されたよ・・・。
(口の周囲を丸く黒く塗る泥棒の扮装の逆バージョンだという事らしい)
そんなに丸わかりなのか訊いたら
メイクをしている部分が粉をふいてるんだとさ。
メイク自体しない方が良いんじゃない? とまで言われて
メイクアップじゃなくメイクダウンしている事実を知る。
いや、確かに自分でも、化粧映えをまったくしてない予感で
メイク顔に常々疑念が湧いてたけど、それは鏡が悪いんだと
しごくナチュラルに受け流していたのだが
まさかそうあからさまに忠告されるほど、無意味だったとは。
でも、メイクという行為自体が好きなんだよなあ。
いくら寝とぼけてても、メイクをするとシャキッとするじゃん。
メイクは女性の武装だと思うんだ。
多分、メイクをしてもしなくても一緒でも
メイクをしている時の方が、所作も美しくなってるはず。
ああ、しかし “一緒” ではなくて、“ダウン” なんだよなあ。
面構えが悪いのか、腕が悪いのか
恐らく一番確率が高いのが、最悪の “両方悪い” だが
普通なら、そんな言いにくい忠告を他人様にさせてしまうとは
よっぽどだったんだろうな、と深く反省。
マスクメイクが発端で、まさかのメイク否定とは
私には厳しい老後が待っていそうだ。
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