ボーッとTVを眺めていたら、こんな話をしていた。
女性に猥談を話すのは、それを聞いて女性が恥らったりする
反応が楽しいからだそうだ。
それを聞いて、痴漢と変わらんじゃん・・・
と、思ったと同時に、長年の謎が解けた。
若い頃から気配りな人である私は、いらん知識だけは豊富だったので
オヤジどもに猥談をされたら、かぶせにかぶせて話を広げてあげるのに
何故かオヤジどもは、その後説教を始めるのだった。
「最近の若い子は」「ご両親が悲しむよ」 等。
え? 猥談がしたかったんじゃないの?
てか、そのご両親とやらの大事な娘にエロ話を仕掛けたのは誰だよ?
って感じだろ?
こういうオヤジ心がさっぱりわからなかったけど、やっとわかった。
何だ、あいつら女性が恥ずかしがるのを期待してたんか。
それ、裸コートの露出狂と同じだから!
そういう心構えを持ってたくせに、よくも説教なんかたれられたよな。
猥談に偏見のなかった私だが、このもんのすげえ怒りをどうしてくれる。
今後私に猥談をしてくる男性には、容赦ない迎撃をしたるわ。
猥談野郎の意図がわかると、それに対する反応で
女性の性質も何となくわかる気がする。
この場合の性質とは、痴漢に遭った時の対応。
痴漢は犯罪だけど、猥談はセクハラだと思われなければ微妙なので
一概には言えないだろうけど、傾向的には共通点があると思う。
猥談をされて、お付き合いで無理に笑って流す女性は
多分、痴漢に遭っても泣き寝入りをするタイプではないだろうか。
一言釘を刺す女性は、痴漢を睨んでやめさせる。
イヤな顔を隠さない女性は、捕まえて警察に突き出す。
これ、結構当たってると思わんか?
ちなみに私は、少々じゃ気付かないけど、気付いたら
え? 痴漢? 誰?誰? どんな顔? という反応だな。
ものすごく機嫌が悪い時は、踏んだり刺したり折ったりするけど
そういう心境の私には、犬も近寄らないので
幸いにも、人に危害を加えた経験はまだない。
もう猥談をされるような属性にはないと思うのだが
世の中、守備範囲の広いヤツはいるようで
気を抜いていると、付け込まれて驚かされるので
女性は何歳になっても用心はしといた方が良い。
しかし、この歳になるまで、そういう男性心理に気付かなかったとは
人生、いくらわかったようでも知らない事って多いんだな
と、ある意味、感動すら覚える。
と言うか、あまりに幼稚すぎて気付かなかったよ。
ちょっと男性不審になるぜ。 恥を知ってもらいたいぞ。
猥談は、しかるべき場所でしかるべき相手にだけしてもらいたい。
そういうのが人間関係の円滑さを生む、とか言うけれど
猥談で生まれる和気などいらんわ。
こっちが忙しくしてる時に限って、そういう話をしてきやがるが
空気が読めんのは私じゃなくておめえらだよ!
話を合わせよう、という善意を踏みにじられてた気分になり
えれえ昔の話だけど、ほんと今更ながらにイライラするぜ。
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