＜質問＞
知り合った男性と何回か会いましたが、のほほんとしています。
それはそれでいいのですが、
どんなに鈍感な人でも好意あるのはわかりますよね？
私の好意が迷惑じゃなければいいのですが、それを確認できていません。
まぁ、友達だったらいいのかな。。。
＜回答＞
この歳になって、つくづく思う事がある。
それは男女関係において、安定している形ってのは大抵が
色んな事を女性が決定している間柄だと思うんだ。
男性は女性に必ず、「どうする？」 って訊くだろ。
これを包容力ゆえに聞ける男性なら、問題はないんだけど
実は男性によっては、女性の気持ちを推し量りかねてる場合も多い。
小さい事を気にして、すぐ怒り出す女性の “理由” を
その都度その都度、察するのはそれはもう難しいから
ついうっかり地雷を踏んで、くだらんケンカを発生させたくねえじゃん。
自然と、自分からの提案は避けたくなるってもんだろ。
女性は優しく従順なはずなのに、この攻撃性は何なんだ？
と、激しい違和感を持っている男性も少なくないはず。
我々女性の脳には、“男性は頼れるもの” とインプットされてて
引っ張ってもらって当然、と思い込んでいるから
決定をこっちにゆだねる男性にイラ立つわけだが
この男性像は、歴史の捏造だと思う。
実際の女性が、男性の思う女性像じゃないのだから
男性もまた、女性の思う男性像とはかけ離れていても不思議はないよな。
この理想像と実像のギャップは、大昔から世界中であったと思う。
理想の男女像の幻想は、社会を形成するのに必要だったのだろうけど
情報化社会のせいで、メッキが剥がれまくってしまい
今現在は、現実は違うのにまだ刷り込みが残っている、という狭間なので
男女の意思疎通に混乱が生じても、しょうがない。
だから今、一番混乱していない男女関係は
表向きは男性主体だけど実は女性主導、というスタイルだと思う。
これがベストの関係かはわからんが。
さて、質問とはまったく関係ない
言いたいだけの私の男女関係論はこのぐらいにしといて、と。
自分の好意が相手にとって迷惑かどうか、おめえにはわからないのか？
だったら、相手もおめえの好意がわからない可能性があるよな。
文面からだけで判断すると、その男性は
“女性を相手にどうしたらいいかわからない” タイプで
ビビって臆病になっている、もしくは
今流行りの、欲がない “草食系” のどっちかだろう。
そんで、おめえも女性にありがちな、恋愛では受動的という
ダブル受け身だと試合にすらならねえよ！ な状態とみた。
だったら、男性との付き合いを発展させたいのであれば
おめえが男性に働きかけるべきだ。
いつも私からばかり誘う、と不満が溜まるだろうし
押し付けになってないか、不安にもなるだろう。
けど、関係ランクアップのフラグ立てには、“動き” が必要だ。
自分からの働きかけは、“自分本位”“我がまま” になりがちだが
（私は女性はそれで良い、と思っているが） そう思われたくないのなら
それこそ、相手の反応をよく観察して、気遣えば良い。
相手にあれこれお膳立てしてもらうのは、とてもラクだし
それプラス、自分を気遣う言動をされてたら
男性でも女性でも、相手を悪くは判断しないさ。
相手がビビリ系でも草食系でもどっちでも
押して気遣って押して気遣って、を繰り返して
着々と既成事実を積み上げて、洗脳すれば良ろし。
この系統の男性にとって有効なのは、“わかりやすい安心感”
だと思うんで、「自分はこうしたい、何故ならばこうだから」 と
動機と理由を明確にしつつ、アプローチすれば
迷惑じゃないなら乗ってきてくれるだろう。（下ネタじゃないぞ）
この方法がダメなら、時間を掛けてもムダな相手かも知れないから
チャッチャとコトを進めてみた方が、時間のムダにならずに済む。
何故かっちゅうと、ビビり系や草食系男性って
自分が傷付くかも知れないのに、努力して頑張ってまで
恋愛 ｏｒ 結婚する必要はない、と思ってる気がするからだ。
もしかしたら友達との関係でも、こういう心理が働くかも知れない。
要するに、男性を釣るには相手を尊重しているかのように振舞いつつ
実は自分の思うがままに煽動する陰の帝王になれ、と言ってるわけだが
こんな面倒で、しかも難しい事を、簡単に出来るわけがねえ。
もちろん、言ってる私本人も出来ねえよ。
これをサラリとやってのける女性が、恋愛上手なのかもな。
結局、草食動物は肉食獣に喰われる運命にある、って事か。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人生相談は、あまり受付ておりませんが
ご相談はメールでお願いいたします。
アドレスはプロフィールにあります。
件名に、「人生相談」 と入れてください。
でないと、迷惑メールに紛れる可能性がありますので。
匿名で結構です。
いらん個人情報ばかり書いてこないで
肝心の相談内容の情報の方にこそ気を遣ってください。
相談内容によっては、相談した事自体を怒りだす可能性もあります。
※ 相談内容を転記の際、状況によって
伏字、改行、修正などをさせていただく場合があります。
※ 精神的に打たれ弱い方はご遠慮ください。
コメントを残す