今回の病気の総括は、「やっとられるか!」 だった。
お手入れマニアの私は、何があってもお肌のケアは欠かさない。
それが、1ヶ月、朝晩の歯磨きのついでの水洗いのみで
その後放置。 100%混じりっ気なしの放置!
やむを得ないシャワー後の体も顔も放置!
これさ、正当化しようと思ったら出来るんだ。
「体が病気中は、胃もあまり食物を受け入れないだろ。
肌もしかりで、具合が悪い時は栄養を過分に与えても意味がない。
目立った汚れだけ取って、肌も休めた方が良い。」
とかいう理屈。
しかし私はそんな理屈抜きに、ただひとこと
「やっとられるか!」 という純粋な気持ちで
お手入れを一切放棄したのである。
その結果、肌がどうなったのかっちゅうと
見た目にはわからないけど、表面は手で触るとガサガサ。
てか、見た目、毛穴が開いて脂テカり。
肌がものすごく自前の脂を出している。
そんで鼻の頭の毛穴には、うっすらと黒ズミが。
感動したね!
いや、そんな喜んどる場合じゃないんだけど
今まで洗顔法で迷いに迷って、石鹸洗顔を止めて
朝は水洗い、夜は泡立たない洗顔やガスールなどで
本当にこれで汚れが落ちとんのかいな?
と、ものすごく疑ってたんだけど、落ちてたんじゃん。
やっぱ、石鹸使わなくても良いんだ、とはっきりわかったよ。
そして、オーガニック化粧品。
肌になじまないは、テカるは、効果が見えないは
使ってて意味ないかも、と、こっちも激しく疑っていたんだけど
ちゃんと効果はあったようだ。
この尋常じゃない毛穴の開きと、ガサガサなのにイヤな皮脂テラリ感
典型的なインナードライの肌症状なのだが
塗らないと、こうなっちゃうんだーーーーー。
あなどってて悪かった、泡なし洗顔とオーガニック化粧品。
さて、私のお年頃では、1日お手入れをしないと1年老ける。
それプラス病気、で、一体見た目年齢がどうなっとる事やら
と、思われるだろうが、わからん。
洗面所の鏡の前でドびっくりしたんだが
あまりの病気の辛さゆえか、人相が変わってるんだよ。
何ちゅうか、取り憑かれている顔?
病気じゃなく霊障だったんか! と、一瞬趣味に走りそうになったが
これが病魔というやつかも知れない。
・・・死相だったかも・・・?
常日頃、己の人相の悪さを自覚していたんだが
通常時の自分の顔は、実は仏フェイスだったんだな、と認識を改めたさ。
よって、人間 → 悪魔 レベルで不吉なツラ構えになっとるのに
見た目年齢とかいう、小せえ変化などわかるわけがないだろうー。
まあ、病気が完治して心身ともに落ち着いた後に
ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッッ
となる確率、かなり高し。
だって病院に行くのに、ノーメイクどころか
ノーお手入れノー日焼け止めの純すっぴんだったんだぜ。
ああ・・・この1ヶ月の、やっとられるか現象で
将来シミだのシワだの、絶対に泣く日が来る・・・
と、わかってはいたんだけど
それでも や っ と ら れ る か ! が勝っちゃったんだなあ。
ちなみに、ナイスバディ!も放置しまくったんだが
こっちは脂さえ出ずにカッサカサのパッサパサになっちゃって
線香でも近付けただけで、全焼するんじゃないかという乾きよう。
そこに運悪く自爆発疹まで出来たんで
お手入れしない正当な理由が揃ってしもうた。
しかしバリバリ掻いた痕が、角質層が剥がれて
野っ原のケモノ道のような有り様で、お手入れ再開を余儀なくされた。
人間、ここまで乾かすとな、ジェル程度を塗っても
逆にケバ立って、正に焼け石に水状態になる事が判明したぞ!
保湿力の高いクリーム重ね塗りで、何とかおさめるも
お手入れは日々の積み重ねなんだと、ものすごく再認識させられたぜ。
よって、顔のお手入れも慌てて再開した。
お手入れをしない方が肌がキレイ、ってのは
若 い 娘 さ ん の特権のようだ。
やっぱりババアは、最小限でも何らかの補充をせんと無理っぽい。
肌断食になるかと、ちょっと期待してたんだが甘かった・・・。
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