アイドルでも微妙な顔の作りの子っているじゃん。
すげえ魅力的で可愛いけど、よく見たら作りはそうでもない、みたいな。
これを私は、“人間、外見だけど、顔の作りではない” 説の
柱に持ってきていたわけなんだけど
その理由は、さして言えば “演出力” だと思っていたんだ。
もちろん、この考えは今も揺らいではいない。
私の場合は、周囲がとことん気を遣ってくれているのかも知れんが
飛び抜けたブサイクの割には、批判をされない。
この私に、直接 「ブス」 など言おうものなら
相手の急所を突きまくる総攻撃を繰り出すので
言いたくても言えないのであろうが
それにしても、言われなさすぎどころか
逆に褒められる事態まで起こっておる。
そこまでは望んでないし、混乱させられるので
お世辞も大概にしてほしいものだ。
これも自分の “演出力” だと思っているのだが
(こいつに何か言おうものなら・・・、と思わせるのも含めて。)
美の研究には余念がないので、更に突っ込んで
作りが崩れているのに魅力がある人もいるのに
その差は何だろう? と、常々考えていた。
ある日何となくTVを眺めていて、とんでもない法則を見つけた。
笑顔で華がないのがブサイク!!!
また、ロクでもねえ説を言い出して
関係者諸氏にはご迷惑をお掛けして申し訳ないが
これ、絶対にあると思う。
本当に造作の整った顔は、この説には関係ない。
美人は怒っても泣いても、もちろん笑っても美しいからだ。
そう、私は笑顔が醜い。
あまりのブサイクさに、キメ顔というのも持てていないが
とりあえず笑顔はあかん、というのは薄々気付いてはいた。
そうか、笑顔の華が美人へのカギなんだな、と気付いて
改めて自分の笑顔を冷静に観察してみた。
私の笑顔の醜さの秘密は、口角が上がらないのと
まぶたに脂肪があるタイプの一重のせい。
口角が上がらないのは多分、頬の肉付きの形状が原因。
骨格が平らなので、頬の脂肪を押し上げにくく
更に老いによるたるみのせいで、口付近の筋肉には頬肉支えは荷が重い。
目は一重にしては、そんなに細目でもなく
理知的な雰囲気もしないでもないので、気に入ってるのだけど
笑うと、まぶたの脂肪が盛り上がって腫れ目になるのだ。
ああ、何だ、こういうわけかー、と激しく納得。
確かに笑うと感じは良くなるけど、美からは遠ざかる。
こいつはジレンマだよな、と思うけど
今まで、気合いによるゴリ押しで突っ走ってきたのは
自分のブサイクさ的には、割と正解な方法だったわけだ。
まあ、そういう方式を取っとるから、口角も下がるんだろうけど。
だから穏便な方向で魅力を出すには
笑顔を研究するのが近道だと思う。
笑うとパッと印象が明るくなるようなイメ-ジで。
笑顔は強力な武器だ、という都市伝説は実に正しい。
いやしかし、今回の検証で鏡の前で散々笑ってみたが
鏡が歪んでいるんじゃないかと思たよー。
鏡、ストレスを掛けてすまんだった。
あまり己のツラを映さないようにするんで、何とか耐えてくれ。
(うちの鏡、相当な負担になったんか壊れてしもうとる。)
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