この言葉を念じるのは、私の状態がとても悪い時である。
どうも去年今年と、2月から5月の間が心身ともに辛い。
春先は放送禁止用語が暴れだす時季だというので
私もそれ系の人種なんだろうか? と、とても不安。
私には、緊張が取れなくなる時がある。
多分、ストレスか何かが積もり積もったら
そうなるんだろうけど、途中で気付かないので
数年おきに、それを繰り返すようである。
そういう時の不調の正体が “緊張” だと気付いたのも
つい数ヶ月前なので、もう、どうした鈍さかと自分でも呆れている。
まあ、早い話が、神経症とかそういう類の病気なんだろうが
本音を言うと、そういうのは繊細な心の持ち主がなるものだ
と思っていたので、自分がなって、とても驚いている。
バカでも風邪を引くのか・・・、と、愕然とさせられたぜ。
昔、精神科に通っていた頃の診断名は
“自律神経失調症” と、“不安神経症” であった。
気が合うお医者さんに出会ってからは、楽しく通院できたけど
病名がどうとか、私の場合はあまりアテにしていない。
投薬で症状を軽くして、気合いで乗り切るだけだからだ。
だから診察も、最初にザザッと状態を言ったら
あとは担当医との雑談で、趣味が合うので実に楽しい時間だった。
通院する事で、色々と見聞もさせてもらったよ。
自分が心の病になった理由は、病弱だったからである。
私の場合、自分の中に自我、というか意思が芽生えるのが遅かった。
うーん、心が生まれるのが遅かった、というべきかな。
動物と変わらん本能のみのガキだったもんでなあ。
で、その “心” が生まれた途端
それも病気になっちゃった、みたいな気がする。
体がしんどいと、心までしんどくなるだろ。
ずっと体がしんどかったんで、心出現、即しんどい、って感じ。
しかし生まれた時から病弱で、色んな闘病をしてきたから
心の病まで引き起こしたのだが、幸か不幸か
病気慣れしてたんで、自分なりの対処法をあみ出せた。
それは
座 ら な い
意味がわからんだろう?
心配すな、今からネチネチ説明するから。
一時は体が弱って、入浴もままならない時期があった。
と言うか、そういう時は入浴法も合わせて変更すりゃ良いのに
頭が悪いんで、普通に入浴しては倒れ込んでいたんだ。
アホウだが、タダで起き転びはしないんで
その時に学んだのが、上の言葉だった。
どんなに辛くて立っていられない時でも、絶対に座ったらダメ。
座ったら最後、立てなくなるからだ。
素っ裸で洗面所で倒れていたら、風邪を引いてしまう。
歯を食いしばって、体を拭いてボディクリームを塗って
服を着てから、寝室まで行って倒れるべき。
途中で倒れるのを覚悟で、それをしていたが
案外気絶とかしないもので、いつも最後までやれていた。
この時に、ちょっとだけ、とか思って座ったら
もう体は1mmも動かなくなる。
たかが入浴ぐらいで、このようにものすごい死闘をしとったわけだが
さすがに途中で、“工夫” っちゅう言葉に気付いて
昼間に入浴して、上がったらすぐにバスローブを羽織って
寝室でちょっと休んで、動けるようになってから
体のお手入れをして服を着る、という入浴法にしたら
ものすげえラクにやれて、入浴が恐くなくなり
つまりそれまでの入浴後の頑張りが、まるっきりムダだったわけで
バカは罪!!! と、思い知ったがな。
ブッ倒れるまでは、立っているべき。
座った瞬間、体はコントロールできなくなる。
これは心にも言える。
「もうダメだ」 と思った途端、色んな苦しみがに噴き出してきて
心がボロボロになってしまい、消えない傷が残る。
私の場合、体の不調が原因で心が弱るのだが
どんなに症状が出ても、気にしない。
と言うか、相手にしない。
私はすんげえ我がままなんで
いちいち心の声を聞いていたらキリがないんだよ。
そして、自分を大事にする気もない。
普通にしてたら、自動的に甘やかしているはずなんだから
この上わざわざ大事にしてやる必要なんてないんだ。
私が私の心にしてやる事は、せいぜい投薬のみである。
その時の症状を薬で和らげてやる程度。
これは私のみの方法なんで、人にはお勧めしない。
けど、何かのヒントにでもなれば幸いである。
私には確信があるんだ。
立っている必要がある、と知っていて
そして立っていられる、という事に。
この自信はどっから来るのかというと
愛を貰っているからだな。
恋愛小説を書けばホラーになるくせに、意外な事を言いたれとるが
皆、ありがとな。
どうだ!
ともすれば、重く陰気臭い内容になるところを
最後は人間愛で締めた、このテクニック!!!
次回はその愛を台無しにする内容を書くのが私。
関連記事 : 具合が悪い人への接し方 10.6.29
座るな!
Comments
“座るな!” への5件のフィードバック
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緊張ってのは理解できるねんけど、
40?年生きてきてストレスがわからへん・・・?(笑)
嫌なこと=ストレスか?まぁ~わからへんアタシには無縁やな!(笑)
しんどい時は座るで~!
アタシは究極の自己中やから、
アタシが動いてない時は他も動くな!みたいなぁ~(笑)
アタシが動けば地球も回れ!的な感じやわ!ワハハ!あ!それから・・・・
アホも風邪くらいひくでぇ~~!
アホやから
風邪ひいてるのか ひいてないのか解らんだけやで♪(笑) -
座るな!の意思を貫いて心が気絶しました。昔の話。
座れるなら座るのも有りかな、なんて思います。
というか、立ち上がる力があるうちに座ったり立ったり、体力温存で細く長く生きたいですねぇ。 -
酔花、ストレスってわからんよね。
関連性がない時の緊張も
正体がわからなかったよ。とおりすがりも座るんか。
うーん、その考えもアリかも。私の年齢でコケて骨折でもしたら
寝たきりの可能性もあるしなあ。
心の傷の治癒力は、年齢が影響するんかな?今ふと思ったけど。
私の “しんどい”、生ヌルい・・・?
じゃあ、この記事、ヌルい人用にしとくか。けど、コケて立ち直るのと
コケる前に理解するのと
どっちが有益なんだろう・・・?頑張れ座るな立っていろ、と言い続けて
コケて消えない傷を作るのもマズい気がする。あ、やっぱ、ヌルいしんどさで、コケるの程遠い人用で。
(もう、何をどうしたいんやら) -
・・・ヌルくはない。
ただ、がんばりすぎ?
たまには座っても寝転んでもええんちゃう?アタシはコケて消えない傷どころか、
汚点だらけでも生きてるしね~(笑) -
考えてみたんだけど
私も酔花と同じく、何様なんだよ(笑)だけど何故、座らないのか? と
思い起こしてみたら
あの時代は、年中365日具合が悪かったんだよな。正に病気真っ最中だったわけだが
そういう時は逆にマイペースに出来ないんだよな・・・。
人の目は厳しい、っちゅうか。あー、そうだった、そうだった。
あんなに辛かったのに、忘れるなんて
人間、丈夫にできてるよなあ。
シミジミ。酔花、汚点だらけか!
おめえの存在には、ほんと救われるよー。
ありがとう、ありがとうーーー。
(こんなお礼、嬉しくないだろうな(笑))
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