2006年8月25日に書いた “ぼした祭” という記事は
私のブログ記事の中でも、異色の反応を保っている。
あの記事での、ぼした祭に関しての私の意見は
「面白い」 という意見なのだ。
“面白い”“興味深い” というのは
私の性格上、最大の賛辞だと言っても差し支えない。
それを 「悪意がある」「バカにしている」 と
コメントを書かれる。
違う、誤解だ、と言っても言っても
そういうコメントも読まんと、怒りをぶつけてくる。
こんなに褒めているのに、何で怒られるんだ?
まあ、感じ方は人それぞれだからな・・・
そう思って、私なりに誠意を持って対応してきた。
ずっとこういう姿勢で、やってきたのだが
いい加減、もうほんと何で? と思ったんで
久しぶりに、記事を読み直してみた。
・・・確かに、あの記事は
文章の合間合間に、ゲラゲラ ギャハハ などと入れながら読むと
バカにしているようで、とても感じが悪い事に気付いた。
いや、どんな文章でもそういう擬音を入れると
満遍なく感じが悪くなるものであるが
何の悪気もなく書いた自分の文章だから
そうでもしないと、悪く取る事が出来なくてな。
ましてやあの文章を書いたのが、この純心で上品なわたくしだと
知らない人ならば、悪口だと誤解をされる可能性も大いにある。
・・・・・・・・・・・・・・
はあ・・・、こういう時にひとりでやるのに限界を感じるんだよな。
皆、面倒かけてすまないけど
脳内でいちいち、「どこがやねん!」 とか突っ込みつつ読んでくれ。
とにかく、あの文章では誤解されるかも知れない。
皆、ごめんな。
今まで気付かなかったんか、と問われると
うん、マジでまったく気付かなかったよ。
と言うか、ああいう言い方が通常状態の私なんだ。
この4年で、読解力がレベルアップしたんか
仏になりかけてるんか、わからんけど
自分の荒さに気が付くなど
随分と穏やかになったもんだ、とシミジミ己の成長を感じるよ。
騒がせたあげくに、自分だけこうやって悦に入って
おめえ一体どういうつもりだよ? と言いたいだろうけど
これが私なんだよ、ほんとすいません。
で、祭の記事自体を消す事も考えたけど
そうすると、コメント欄も消滅してしまう。
記事本文を改訂すると、意味が通じなくなるコメントも出てくる。
あの記事のコメント欄では
関係者の人やら何人も、きちんとした意見を書いていて
それによって、祭の尊厳が守られている。
だから、こうやってリンクを貼って
別記事にしてお詫びをする事にしたのである。
コメント欄のある記事の場合は
書かれているコメントにも目を通してから
自分の意見を書くのがマナーだし
特にあの記事は、コメント欄で進化しているので
私のくだらん記事より、むしろコメント欄を読んでもらいたい。
それぐらい、色んな人の色んな想いが詰まっているから
それを削除する事は、私には出来んのだ。
改めて注釈しとくけど
私があの記事を書いたのは、2006年。
私の知ってるぼした祭は、更にその何十年も昔の話である。
文章は頭の悪そうなチャラ男風味だが、実は私は老婆なので
えらい昔の話である事には間違いない。
“藤崎宮秋の大祭” がどんな祭なのかは、私は知らない。
そっちは見た事がない。
私が知ってるのは、“ぼした祭” だけである。
あの記事に書かれている事は、私が実際に見聞きした事実である。
皆の反応を見ると、多分今の祭は昔とはかなり違っているのだろうな。
と言うか、別物だと思った方が良いのかも知れない。
ぼした祭に対しての私のスタンスは、正直に言うと
あの記事に書いたような事は面白いと思うのだけど
熊本に住んでいた時は、生活上は迷惑だった。
しかし、“伝統” をなくしてはいけない、という気持ちもあり
中々複雑なものがある。
実際に見た祭は強烈だったけど、それは私個人の感情であって
馬をしばこうがさばこうが、悪い事ではないと思っている。
祭って残酷な部分もあるし、それも意味がある事だという認識だ。
ここで関係者の人のコメントを読んで
真面目に取り組んでいるんだな、と単純に感心させられたけど
それは私が熊本在住ではないので、他人事でいられるから。
あそこまで音も規模も盛大な祭なら、嫌う住人もいてもおかしくない。
そういう人たちとも共存しつつ
伝統を守って、発展していけるように願っているよ。
えらいキレイ事で締めてるけど
他にどうせえと言うんだよ? という話である。
念のために繰り返し言っておくが、私は熊本人ではない。
母方が生粋の熊本人なので、その関係で熊本に住んでいたけど
あの盆地気候と九州男児が合わなくて、熊本の事は大嫌いである。
だけど熊本を離れて初めて
熊本の良さというのを冷静に見る事が出来た。
私にとっての熊本を例えるなら
“尊敬しているけど同居はしたくない親” みたいな存在なんだ。
熊本も私に住んでもらいたくないだろうから
お互いの利害が一致した、良い関係だと思わんか?
押し付けられた関西は、えらいなとばっちりだろうけど。
熊本の最大の長所は、規律正しさにあると思う。
言わば、軍人気質なのだ。
これが熊本のものすごい個性で、武器だと思う。
単独戦闘タイプの私は、その規律についていけずに落伍したわけだが
熊本すげえな、と心の底から賞賛しているよ。
ぜひ、この長所を全国に知ってもらいたい。
よって私は、このブログで熊本の記事を数多く書いている。
(いらん世話をせんでくれ、と言いたいだろうけど)
カテゴリー 地域 にも、熊本の記事がいっぱいある。
カテゴリー 飲食物 なんか、熊本バンザイ! の記事多数だ。
寄ったついでに、読んでいってくれ。
関連記事: ぼした祭 06.8.25
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